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テラスで俳句を
9月25日から30日まで「じっくり
1日1エリアを観光 ひがし北海道の旅」に行った。6日間の北海道の日々をここに残しておこうと思っている。お天気に恵まれ、快適な日々を過ごすことができた。湿気がなく暑くもなく寒くもなく、朝晩は少し涼しく、日中は長袖一枚で過ごした。
ギャラリー
2023年9月27日(水)
3日目はゆっくり9時半にホテルを出発。その前に、早朝の雲海ツアーに申し込んだので、この日はホテルの玄関に5時20分に集合。5時30分出発で雲海ツアーに出かけた
旅のツアーとは別にこのホテルの宿泊客や一般の人も申し込めるツアーで、お天気もよさそうだったし、他の二人もどうせ早起きしてるからということで、3人で出かけた。
5時半にホテルを出発。日が昇ってしまってからだから、雲海がきれいに見えるだろうかと心配したが、今回の目的地津別峠(標高947m、屈斜路カルデラの外輪山にある峠の中で標高が最も高い)には、雲海が現れる条件がそろっていることを、到着してから説明してくれたので納得。
このツアーを案内してくれるのは「レジャーガイド遊び屋」の人たち。私たちが宿泊した屈斜路プリンスホテルにアウトドアデスクがあり、申込受付をしている。料金はおとな一人3500円。
この日は山並も見えていて、雲海は少ないほうかもしれないが、それでも動きのある雲海がしっかりと見えた。朝早い時間には入れない展望台にも行くことができ、そこで湧き水で入れた美味しいコーヒーをいただきながら、説明を聞いた。
360度の空が広がり、ここ津別峠は山並みに囲まれて、雲が湧き出てとどまる条件がそろっていること、この雲はすでに前日の夜くらいから、湧き出て進んできていること、見ている間にも変化していることなど、雲海のメカニズムを色々聞いた。
水分を含んだ空気が冷えることで水滴が生まれ雲が発生。そこへ暖かく乾燥した空気の層が蓋をすることで雲が上昇できなくなり、上昇できない雲は横へ横へと広がり、地理的条件の整った津別峠のようなところにとどまる。なので、ここの雲海は一時的なものではなくて、日の出後でもととどまっていて見ることができるそうだ。だからといって、いつもいつも出るわけではないのだろうがけれど、でもやっぱり日の出前の雲海が見たいなーと思った。
ガイドさんが写した写真には日の出とともに見える雲海が映っていてそれはやっぱり素晴らしい。その時間に見たい時は、自分で行くしかないのだろう。日の出が6時頃を選んでお出かけするのも一つの方法かもしれない。ガイドさんが写した日の出の雲海の写真は午前3時のものだと言っていた。
もう一つこの場所で覚えておいてと言われたのは、分水嶺という言葉。津別峠の頂上は分水嶺により網走と釧路とに別れている。
分水嶺とは異なる水系の境界線をさす地理用語とあり、分水嶺を境として、津別峠の水は、分水嶺を境として網走川と釧路川にそれぞれ流れ込むということになる。その境目が津別峠のささやぶの辺りだと教えられた。
太陽はすでに昇っていたが山並みから津別峠へと雲海が広がっていた
津別峠展望台を背に説明するガイドさん。皆の影が長く伸びている
360度のパノラマが広がる津別峠展望台にある山並みの説明
書きは石でつくられていた
刻々と変化する雲海。今日は動きが少ないほう。風もなく穏やかな朝の始まりだった
雲海を背に展望台で湧き水の美味しいコーヒーをいただいた。朝早いので薄手のダウンを羽織っている
雲海ツアーから帰ると朝食の時間。5時30分に出発して7時くらいにホテルに帰ってきた。
2日目の朝食も相変わらずパンを食べてる。牛乳の飲み比べをして、北海道の朝は毎日牛乳を飲んでいたけど、お腹の調子は良かった。帰ってから大丈夫かと牛乳を飲んでみたけど、やっぱりこちらで飲む牛乳はお腹をこわした
朝は9時半出発。
朝は釧路の自由散策。弟子屈町道の駅でトイレ休憩。ゲゴニアとてもきれいだった
自由散策といっても時間は100分で昼食時間も含むから、あまり時間がなかったかな。
幣舞橋124mのブロンズ像はバスから眺めた。北海道の三大名橋の一つらしい。
少し離れた駐車場からフィッシャーマンズワーフMOOの中のお店の一つ「かにのありあけ」でボイルした花咲ガニを購入。1杯5500円。卵を持った花咲ガニはあとから調べたら珍しくて高いということだったが、確かに次に寄った釧之助(せんのすけ)というお店のものより高かった。郵送の手続きをして、手作りのクッキー等を購入。あっという間に時間が過ぎて、お昼の海鮮丼のお店に。
お味噌汁と海鮮丼。美味しくて完食
午後は釧路湿原国立公園へ。ここは日本最大の湿原で、湿原内を川が蛇行している。ゆっくりと一日かけて歩きたい所だ。今回は温根内木道を散策。広い原野という感じだった。湿原の樹木が変化していく様子をネイチャーガイドさんが説明しながら歩いてくれた。湿原は低層湿原、中層湿原、高層湿原へと変化をたどる。釧路湿原は日本の湿原の約60%を占めているということで、その広大さが想像できる。湿原は低層から高層へと変化を遂げ、そのあとに森ができるということだった。ただこのサイクルは相当に長い年月をかけて行われる。森に変化していくときに最初に生える木がしらかんば、北海道でよくみられるだけかんで、森が形成されていくらしい。途中までで引き返してきたが、樹木が地形の変化とともに変わっていくことが歩いていてよく分かった
3頭のしかが草を食べていた。この湿原には丹頂鶴もやってくるということだったが、その姿は見られなかった。見えたとしても広大な湿原のずーっと先のほうだろうけれど
次に向かったのは丹頂自然公園。フェンスで区切られたエリアに丹頂鶴たちが放し飼いにされている。左側の鶴には茶色の部分が残っていて、まだ成鳥になる前の鶴だとわかる。絶滅の危機にあった丹頂鶴をここで、自然ふ化、人工ふ化を成功させ、保護している
鳥たちがやってくる濤沸湖。訪れたとき、遠くからたくさんの鳥たちがこちらめがけてやってきた。オオハクチョウなどの渡り鳥の中継地点となっている湖。行ったときには鷺がたくさんいた。あとはかもさんたちかな
濤沸湖へと飛んできたのは鷺の群れだったのか
夕食はかきのの食べ比べ。月がきれいに出ていた
生ガキも食べてみたけど大丈夫だった。炉端焼きで美味しかった。ここの売店でカキ最中があって、買ってみたけど、カキの形の最中なのだが、すごく甘くて、これは失敗したお土産の一つ
9月28日はこちらから
2016年7月北海道の旅
流星の章
言の葉の章
宙旅yuko日記
朝焼けの湖に浮かぶカモのつがい。ホテルの池からは川が流れていて、この湖に出ることができるようだ。ふと見たらカモが2羽、日の出を待って寄り添っていた。
北海道へは何度目だろうか?
芝桜を見に行ったのが最初だろうか?随分前のような気がする。その時に摩周湖やオシンコシンの滝を見に行った記憶がある。層雲峡で宿泊したことを覚えている。
雪祭りは珍しく家族で行った。蟹が美味しかった。蟹はとれるところで美味しい時期が異なると教えられ、夏に食べにおいでと言われた。雲丹も夏が美味しいと。この時食べた蟹は確か毛蟹だった。タクシーを頼んで観光地を回ってもらい、途中で蟹を食べたいと言ったら、小さなお店に案内してくれた。おろしをしているようなお店だったけれど、着く時間に合わせて蟹を茹でておいてくれたので、茹でたてで本当においしかった。ボイルした蟹は駄目だよと言われたけれど、今回花咲蟹のボイルを購入してきた。まだ食べていないけれど、味はどうかなー。花巡りの旅に行き、念願だった礼文・利尻にも行った。礼文・利尻は天気が今一つよくなくて、風に吹かれている写真が多かった。大雪山と小樽がまだ行っていないので、もう1・2回くらいは北海道に出かけたい。
information
■2023年8月
HPの変更に取り掛かる
せ
2020年11月
霜月(霜の降る月)
シルバーカレッジのHPに「テラスで俳句を」のアドレスを掲載
2020年12月
師走(師匠といえども、走り回るほどにせわしい月)
12月5日「テラスで俳句を」の「花の章」完成。12月10日 2019年と2020年の俳句の未記入に気づき追加した。
2021年3月
弥生(木草弥生い繁る→きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月
3月19日、「テラスで俳句を」の「水の章」「風の章」「光の章」完成
。といってもこれから見直しながら、推敲、選句をしつつ、新しい句を加えていこうと思っている。「花の章」も写真や句を見直した。
2022年1月25日
HPのお休みをここに報告。りゅうが病気だとわかり、残された時間を悔いのないように過ごしたくて、足が不自由なあの子の緊急に備えるためにも、机に長い時間向き合うのはやめた。
2022年3月10日
りゅうの死という思ってもみなかったことに遭遇した。両親をすでに見送ったけれど、今回ほど辛いと思ったことはなかった。
りゅうは10歳。それなりにシニア犬にはなっていたが、前の子は17歳まで生きたから、まだまだ元気に一緒に過ごせると思っていた。
2022年5月30日
5月30日は新月。旧暦の5月1日。
この日にHPを再開しようと準備して何とかアップにまでこぎつけたが、まだまだ未完成の部分が多い。
「りゅう星の章」「言の葉の章」
のページを追加。
2021年の俳句を各章に加えた。
日々の記録を残すために
「宙旅yuko日記」
を追加した。
2022年7月2日
旅の記録を残していくために、まずは北海道から
「2016年北海道の旅」をリンクページとして追加した。
profile
ゆう胡(俳号)
(掲載写真はすべて
ゆう胡撮影)
誕生月 弥生
愛知県
朝夕の散歩を日課にして、一日最低8000歩を歩くようにしている。
愛犬のシェットランドシープドッグ(10才雄→2022年3月10日)逝く
ナビゲーション
テラスで俳句を
花の章
水の章
風の章
光の章
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