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テラスで俳句を
9月25日から30日まで「じっくり
1日1エリアを観光 ひがし北海道の旅」に行った。6日間の北海道の日々をここに残しておこうと思っている。お天気に恵まれ、快適な日々を過ごすことができた。湿気がなく暑くもなく寒くもなく、朝晩は少し涼しく、日中は長袖一枚で過ごした。
ギャラリー
2023年9月26日(月)飛ぶ空や遥かに浮かぶ秋の富士 ゆう胡
朝は4時半に目が覚めた。昨日は疲れたのか床に就いたら爆睡。部屋から外を眺めると日の出が湖から見えることが分かり、支度をして急いで桟橋に。朝露が芝生にびっしりついていて、靴が濡れてしまった。
まだ夜明け前の屈斜路湖。光が差し始め、澄み切った空気がピリッと張りつめて、思わず深呼吸。朝が早いのでまだ誰もいなかった。小鳥のさえずりだけが聞こえる。
深呼吸して日の出待つ湖の秋
朝焼けが始まり、湖の向こうから神々しいほどの朝日が昇ってきた。
太陽が姿を現し始めた。日の出を見ようと5・6人の人がやってきて思い思いの場所で写真を撮っていた。
ほぼ太陽が姿を現した。波も静かで山並みを背にする太陽に見ほれる
薄い雲が太陽の姿を呑み込もうとしている。一瞬で雲が現れた
上の雲はすぐに消えて、太陽が昇り始めた。朝の始まりだ
朝食会場へ。今はこのホテルで食事ができるのは大広間を兼ねた食事会場ひとつなので、いつも場所は同じ。1階のレストランだ。朝はパンに普段は飲まない牛乳を。やっぱり北海道に来たら牛乳を飲みたくなる。3か所の牛乳飲み比べがありどれも飲んでみた。味に差がある。
朝の散歩でリスを見たという人に会ったが、食事をしていたら中庭の木から木へとリスが移動していくのが見えた。最後は木に登っていった。すばしっこい。この庭で暮らしているようだ。
8時45分 ホテル出発
摩周湖へと快晴の空を見ながらバスは順調に出発。
9時30分ごろには摩周湖についた。以前来た時も摩周湖は霧の摩周湖ではなかったが、6月だったせいか、湖の水に透明感がなくぼんやりとして、ただの湖だという印象しかなかったのだが、この日の摩周湖は水に透明感があり、素晴らしく晴れ渡った空の色を写し込んでいるのか、本当に美しいと思った。摩周湖の印象が随分と変わりとてもよかった。一度の訪問だけではわからないことも多いのだなーと改めて思った。
霧の摩周湖ではなくて、素晴らしく澄み切った水をたたえた摩周湖が青空を写し込んでいた。摩周湖は世界でも一級の透明度を誇る湖だと、今回の訪問で納得した。摩周湖との出会いはお天気の左右される。
少し早い昼食は知床斜里で斜里産のちゃんちゃん焼き。たたみ一畳分の鉄板で豪快に焼き上げるとということで、どんなものだろうかと思っていたが、野菜炒めにしゃけがはいっているものだった。初めて食べる料理だったが、こういう料理は、地方の特産品をいれることで、名前が変わってくる料理なのだろう。
おばさんがちゃんちゃん焼きを焼いているところ
早めの昼食を終えてオシンコシンの滝へ。以前に立ち寄った記憶があるが、大した滝ではなかったという印象だったが、今回はお天気も良く水の流れも豪快で、目にしっかりと残った感じがする。たまたま一緒になっって隣を歩いていた人も、やはり以前に来たことがあったけれどと、私と同じ印象だったことを話してくれた。近く案で見に行ける道を整備したのかもしれない。
オシンコシンの滝。これでも水量は少ないほうだとのこと。雨の後などはもっと勢いよく流れるのかもしれない
知床世界遺産センター・フィールドハウス
知床世界遺産センターへは1時くらいについた。フィールドハウス前でガイドさんと合流して、歩き始める。今回は整備された高架木道を知床1湖まで歩いた。知床5湖の印象は強く残っていて、以前来た時はこの木道はなくて、今は地上遊歩道と呼ばれている自然の雰囲気を残した道を2湖まで歩いた。湖に映る山々と自然林が記憶に鮮明に残っていたが、木道のほうは、笹竹の力が強くなり生い茂ってしまった所に、熊などに襲われないよう高架の木道が作られているので、全く別の場所に来たような印象だった。歩くなら地上遊歩道が良かったけれど、今回はこの木道がツアーコースに組み込まれていたから仕方ない。知床連山がくっきりとその山並みを見せていた
知床五湖の木道で記念撮影
知床1湖へと向かう木道からのぞむ知床連山。知床五湖は世界自然遺産に選ばれていて、湖へと向かう道は知床では唯一のバリアフリーの木道になっている。車いすでも散策を楽しめるゆったりとした道だ。ネイチャーガイドさんの説明を聞きながら、歩いた
こんな感じの道が、くねくねと連なっている
知床連山を湖に写して、静かに睡蓮におおわれる1湖
オシンコシンの滝から知床5湖へ来る途中でみた知床ウトロ港へと向かう。今日の行程は盛りだくさんだ。知床クルーズへと、乗船時間は約90分。あおれでも熊を餌付けしているところまでは行かなかった。残念
乗船した船はおーろら号。私たちが乗り込んだ時にはたくさんの人がすでに乗船していて、座って外が見れる場所もなく、外の看板に出たが、そこも人が多かった。これは帰ってきたときに写した写真だ。出航の時は船を写している時間はなかった
おーろら号は知床岬まで行くコース、ルシャ湾まで行くコース、そして、私たちが乗ったカムイワッカの滝まで行くコースの3コースがある。私たちのコースが一番短くて1時間30分。当然本数も多いからツアーだとこれになるのかなー。
添乗員さんが船の運航が中止になる日が多かったと言っていた。私たちは海も静かで安心して船の時間を満喫できた。
オロンコ岩というのが一番有名なようだが、船着き場のすぐ近くにある。船は写真のような海の水で自然にできた造形美の岩肌を見ながら進む
空が広々と水平線とまじわり、あまりにも美しくてただただ見惚れていた
これが今回の目的地のカムイワッカの滝。「カムイワッカはアイヌ語で神の水を意味する言葉だ。この滝の水には強い硫黄成分が含まれているので、生物が生息できないと言われており魔の水とも解釈されているそうだ。硫黄成分の化学反応で海水がエメラルドグリーンに見えることもあるそうだ
ウトロ港を後にしたのは16時16分。帰り道のバスから、添乗員さんが熊を発見してくださったのは17時5分。
親子のクマが食べ物を探してオホーツクの海べに来ていた。お母さんぐまがやせていて、そのあとを追う小熊の姿がかわいらしくて、なんだか、とっても切なくなった
そのあと、バスは斜里の「天に続く道」で、写真撮影するようにととまってくれた。道の真ん中で写真を写さないと天に続く道は映らないので、上手くは写せなかったが
北海道斜里郡斜里町峰浜。国道224号線から334号線上にある一本道が「天に続く道」と言われている道で天空まで道が続いているように見える所だ
このあとバスは夕食会場の知床斜里「しれとこ里味」へと。つぶ貝のかきあげと銀ガレイのみそ焼き
かきあげはあげたてが後から来たので写真を撮るのを忘れてしまった。私はかき揚げが苦手だから、半分くらいしか食べられなかった。銀ガレイも脂っぽくて、ここだけが食事はいまいちだったかな
バスは暗くなった道をホテルへと。ほとんど車の通らない道で、ヘッドライトに映し出されるのは、きたきつね、しかなどの動物だけ。目を凝らしていると時々動物たちの姿が光の中に映し出されて消えていった
ホテルに帰り着いたのは20時くらいだったかな。お風呂に入って少しのんびりして眠った。夕食が外だと少しゆっくりできない感じはあるかな
2023年ひがし北海道の旅9月27日はこちら
2016年7月北海道の旅
流星の章
言の葉の章
宙旅yuko日記
9月25日。朝焼けの湖に浮かぶカモのつがい。ホテルの池からは川が流れていて、この湖に出ることができるようだ。ふと見たらカモが2羽、日の出を待って寄り添っていた。
北海道へは何度目だろうか?
芝桜を見に行ったのが最初だろうか?随分前のような気がする。その時に摩周湖やオシンコシンの滝を見に行った記憶がある。層雲峡で宿泊したことを覚えている。
雪祭りは珍しく家族で行った。蟹が美味しかった。蟹はとれるところで美味しい時期が異なると教えられ、夏に食べにおいでと言われた。雲丹も夏が美味しいと。この時食べた蟹は確か毛蟹だった。タクシーを頼んで観光地を回ってもらい、途中で蟹を食べたいと言ったら、小さなお店に案内してくれた。おろしをしているようなお店だったけれど、着く時間に合わせて蟹を茹でておいてくれたので、茹でたてで本当においしかった。ボイルした蟹は駄目だよと言われたけれど、今回花咲蟹のボイルを購入してきた。まだ食べていないけれど、味はどうかなー。花巡りの旅に行き、念願だった礼文・利尻にも行った。礼文・利尻は天気が今一つよくなくて、風に吹かれている写真が多かった。大雪山と小樽がまだ行っていないので、もう1・2回くらいは北海道に出かけたい。
information
■2023年8月
HPの変更に取り掛かる
せ
2020年11月
霜月(霜の降る月)
シルバーカレッジのHPに「テラスで俳句を」のアドレスを掲載
2020年12月
師走(師匠といえども、走り回るほどにせわしい月)
12月5日「テラスで俳句を」の「花の章」完成。12月10日 2019年と2020年の俳句の未記入に気づき追加した。
2021年3月
弥生(木草弥生い繁る→きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月
3月19日、「テラスで俳句を」の「水の章」「風の章」「光の章」完成
。といってもこれから見直しながら、推敲、選句をしつつ、新しい句を加えていこうと思っている。「花の章」も写真や句を見直した。
2022年1月25日
HPのお休みをここに報告。りゅうが病気だとわかり、残された時間を悔いのないように過ごしたくて、足が不自由なあの子の緊急に備えるためにも、机に長い時間向き合うのはやめた。
2022年3月10日
りゅうの死という思ってもみなかったことに遭遇した。両親をすでに見送ったけれど、今回ほど辛いと思ったことはなかった。
りゅうは10歳。それなりにシニア犬にはなっていたが、前の子は17歳まで生きたから、まだまだ元気に一緒に過ごせると思っていた。
2022年5月30日
5月30日は新月。旧暦の5月1日。
この日にHPを再開しようと準備して何とかアップにまでこぎつけたが、まだまだ未完成の部分が多い。
「りゅう星の章」「言の葉の章」
のページを追加。
2021年の俳句を各章に加えた。
日々の記録を残すために
「宙旅yuko日記」
を追加した。
2022年7月2日
旅の記録を残していくために、まずは北海道から
「2016年北海道の旅」をリンクページとして追加した。
profile
ゆう胡(俳号)
(掲載写真はすべて
ゆう胡撮影)
誕生月 弥生
愛知県
朝夕の散歩を日課にして、一日最低8000歩を歩くようにしている。
愛犬のシェットランドシープドッグ(10才雄→2022年3月10日)逝く
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