本文へスキップ

テラスで俳句を

    

 記憶のかなたにある様々な風景や人、言葉を蘇らせるために、人と出会い、語らい、ともに時を過ごす。その時間の大切さをしみじみと感じている。
 このページも、そして、私のまだまだ推敲の余地の残る俳句も、そういった心の奥深くへと旅立てるきっかけになるといい。記憶の宝箱を開けて見てもいい。そんな年齢になった

ギャラリー


2023年4月1日(土) 渡月橋桜川面に散りてゆく ゆう胡
 今年の春は風もなくとても過ごしやすい。

 そして、今日からいよいよ4月だ。何となく気が引き締まる感じがする。年度初めの感覚を身体が覚えているのだろうか?
 学校も4月から新学年になるし、入社式や入学式も4月だから、日本の4月はお正月と同じくらい、ちょっと特別で、お正月はゆっくりする時だけれど、4月は元気に歩き始める時だ。
 それでというわけではないけれど、明日はちょっとウオーキングに出かける。朝が早い。予報はだんだん変わってきて、何とかお天気は良さそうだ。
2023年4月2日(日) 里山の人に手を振る花吹雪 ゆう胡
 3日の朝に書いている。
 昨日は一人で富士の裾野を歩くツアーに参加した。満席、バス2台。同じ場所を移動するというだけだから、待つとかはないが、それだけ参加者が多いということ。お隣さんも一人参加の女性。最初は挨拶以外は話さなかったが、途中歩きながらおしゃべりするようになって、帰りのバスの中では色々話してくださった。楽しい人で、またどこかで会えるといいねと言って別れた。
 曇っていて富士山はすそ野が見えただけ。春は期待していないので、というのも今まで何度か春に富士山周辺を歩いているが、美しくくっきりと姿を現すことはない。ぼんやりとした春霞の中に富士の姿を見たことはある。昨日は5合目くらいまでは見ることができたが頂上は見えなかった。
 富士山本宮の浅間大社でお昼のお弁当を食べて、見学。その後バスで村山浅間神社まで行き、ここから徒歩で山宮浅間神社、北山本門寺まで歩いた。結構長い距離だったが、これでハイキング初級。アップルウォッチが、家での歩数も拾っているからその分も加わっているけれど、24000歩を超えていた。
 富士山本宮の浅間神社からはボランティアガイドさんが同行して説明してくれるので、色々なことが分かり面白かった。甲子(きのえね)の道標があり、きのえねとよむこと。甲子園球場が完成したのが十千、十二支それぞれ最初の甲と子があわさる縁起の良い日だったことからこの付近一帯を甲子園、野球場を甲子園球場と名付けたという話だけは、記憶に残っている。が、神社の由来とかはパンフにあるから、ふんふんと聞いていた。なんでもよく知っているベテランガイドさんだった。
 見事な桜に加え、みつばつつじ、イチリンソウ、ニリンソウ、ヤマエンゴサク、やまももと色々な花を存分に楽しむことができた。まさに春爛漫。帰りは途中少し渋滞にあい、19時名古屋着の予定が21時少し前に到着。わが家に帰り着いたのは21時半を過ぎていた。
 お天気も良く程よい風も吹いて、心地よい花吹雪の中を歩くことができて、今朝に疲れは残っていない。
☆昨日の神社で見かけたイチリンソウ。ニリンソウもあるかな。小さな小さなヤマエンゴサクモ咲いていた
☆昨日の神社で見かけたイチリンソウ。ニリンソウもあるかな。小さな小さなヤマエンゴサクモ咲いていた
☆豊田市美術館と展覧会の案内、建物の上には上弦のハーフムーンが
これは作品の一部分だ。色がどこをとっても美しい
蝋梅と壁に映った影を取りたかったが、ちょっと弱い。枝ぶりのほうが面白いかも
豊川川稲荷の狐塚
1千体の狐が祭られているとある。みな中心を向いていて、凛々しい顔や優しい顔、色々な表情をしている

自らの輝きが光となっているような月だった。月の模様も鮮明に肉眼で確認できた
犬って笑うんだよね。動物と一緒に過ごしたことのある人は、彼らが色々な表情を見せてくれることを知ってる。話せば小首をかしげて聞いてくれるし、気に入らなければ無視するし。物言わぬ者たちの思いまではわからないけれど、それでも寄り添っていてくれるのはわかる。どんなに疲れていても、コースを自分で選んで短くしても、ちゃんと付き合ってくれる。優しんだよね。
岡崎公園の川で子どもが鯉にパンをあげていた。でも鯉の口に入る前に鴨さんが急いでやってきて横取りしていた。すごい勢いで飛んでくるのが面白くて一緒になって見ていた。川の色が優しくてとてもいい色合いだった
岡崎公園の龍城神社の初詣。並んでいる時も周りの景色がきれいで飽きなかった。石垣と紅葉と岡崎城。冬の色も好きだ
12月24日。クリスマスイブに雪が降った。ボタン雪に変わって、岡崎ではしばらく降ったが、すぐにやんでしまった
これが、写真の先生の写真と盆栽との合作だ。3点の盆栽と花の化石の石、先生の写真で構成された作品だ。中央の写真には紫式部の恋唄が筆文字で描かれて、下に恋唄 紫式部と書いてあるだけで、他には説明はない。
ひとつの世界観で作品が出来上がっているのだろうが、テーマは何だろう。見る私たちへの問いかけになっているようだ
日本で5本の指に入る盆栽家の作品。小さな鉢に枝ぶりの美しい松。盆栽は枝ぶりや樹形、年輪などで良さを見ていくのだろうが、私には見て美しいという評価の仕方しかできない。この松は美しいと思う
この人も5本の指に入る大家だ。松の葉が若くて清々しさを感じる作品だ
新芽がでてきたばかりの作品もある。枝ぶりを見るのだろう。小豆色の新芽が灰色の枝の先に新しい命の息吹を伝えている
☆下の写真の様に根を張って生きながらえる樹木。この力を小さな鉢に凝縮させているのが盆栽だ。この木の力を生かして作品に仕上下ていくのだろうということは想像できる。
☆どちらからも樹の生命力を感じる
根に張り付いて生き延びている木の根っこ。この下にお堂のような建物がある
少しピントが合っていなかった、かえる。ひょっこり覗いているのがかわいかったのと足や手の動きが面白い
小魚の大群が群れて輪を描いて移動していた。ぼらだ。砂にも円が描かれていたのが面白くて写した
もう一枚は先生の持っているお菓子にカモメが飛んできているところ。先生の顔が出てしまうのでここにだすことはやめておく
姿を見せたジンベイザメ
色を調整してみた。随分ときれいに紅葉の色が出た。ここまで修正ができる。ただ赤の色をもう少し出して黄色を抑えたいのだが、そこまでの細かい調整はできなかった
メタセコイアがきれいに紅葉していた。この写真も少し色を調整した
光がないから赤の色が実際に見たのとは違う。これはスマホで写した写真だ。パソコンで見るともっときれいな赤なのだけれど。その色がここには出ていないのが残念。
今日は三日月だろうか?空にきれいな月が出ていた。

2023年4月3日(月) 名も知らぬ白い一輪庭の春 ゆう胡
 今日は一日庭仕事。かわいらしい白い花を見つけた。たぶん「しらゆきげし」だ思う。2年くらい前に植えた覚えがあるが自信はない。根が残っていたのか、始めて庭で花を見た。草取りのおじさんたちに取られなかったのかな。よかった。
 モッコウバラも咲き始めた。シャガは満開。いつもよりは少し早いように思うが、今年はルピナスとカンパニュラの鈴姫を2株づつ購入した。わが家のルピナスは以前はあまりきれいに咲かなかったが、散歩の時に鉢植えにしてのを見て、随分長い間きれいに咲いていたので、今年は鉢植えにしようと思っている。
 最近はお任せで少しネットで購入しているので、春の花、夏の花が届いた。色々な花を庭のどこに植えようかと、庭を眺めて考えている時間が長い。この時間が楽しくて。この時期は一日があっという間に終わってしまう。明日も一日庭仕事で終わりそうな予感が。
☆わが家の庭で咲いた「しらゆきげし」。調べてみたら間違いないようだ。地下茎でどんどん増えるとあるから花が終わったら鉢植えにして管理しようと思っている
☆モッコウバラが咲き始めた。はちさんがたくさんやってきている。甘い香りは大好きだが、つぼみがいっぱいだから、蜂に気を付けないといけないかも。黒い服や帽子だと威嚇されそう
2023年4月4日(火) 楽しみを一つ増やして春の空 ゆう胡
 4月から始まった朝のテレビ小説「らんまん」を今日から見始めた。昨日から始まっていたのだが、ここ何年か朝の連続テレビ小説を見ていなかったので、関心がなかった。今日何かに植物学者の牧野富太郎をモデルにした作品だということを知り、見たくなった。
 一日遅れでのスタートとなったが、まだ子役の段階だった。最初から流れてくる映像が素敵だ。色々な花が出てくるし、今週のタイトルは「バイカオウレン」というから、これからがとても楽しみ。 自然の息遣いが聴こえてくるような映像にも期待できるし、神木隆之介はとても好きな役者さんで、いつみても彼の演技には感心させられる。嬉しい4月となった。
2023年4月5日(水) 観覧車遠く小さく雁帰る ゆう胡
 花苗を何とか場所をつくって植えこんで、種まきもした。今年は暖かいから、少し作業が遅れているような気がする。が、わが家の庭は普通よりは日当たりが悪く、少し温度は低めだから、まあ大丈夫だろう。
 しばらくは草取りが日課だ。草取りしていると、クリスマスローズや忘れな草などがこぼれだねで芽を出していた。
 クリスマスローズの小さな小さな苗はすごくかわいい。以前メルカリでクリスマスローズの苗を購入したことがある。小さな苗を鉢植えにしたので、今ではかなり大きくなった。今年の冬には花が咲くかもしれない。1年がかりで成長していくのを見届けるのも楽しいものだ。庭で見つけたのは、その時のよりもさらに小さい。これも鉢植えにして成長を見届けようと思っている。
2023年4月6日(木) 目の端に影をとらえし胡蝶かな ゆう胡
 朝は雨が降ったが、日中は止んでいた。土が湿っているこの時にと草取りをしたり、花苗を植え替えたり。メルカリで本を売った残金が残っていたので、フジバカマを購入した。今日届いた苗は、掘ったばかりという感じ。小さな葉が少しだけついてはいたが、ほぼ根っこ。これを植えこんだ。フジバカマも地下茎で増えるのでその特性に合わせた管理が必要になる。
 まだ、小さな小さな苗だが、秋に花が咲いたらアサギマダラが飛来するかしら。楽しみに待とう。そういえば、昨日真っ黒な揚羽蝶が庭を優雅に飛んでいた。毎年黒揚羽蝶を見かけるから、この庭で誕生したのだろうか?
 ある日突然、彼らは姿を現して楽しませてくれる。

023年4月8日(土) ハルジオン一枝手折る朝の畔 ゆう胡
 風が強く寒い一日になった。朝の散歩の時にはそれほど思わなかったのだが、句会の勉強会を終えて帰るころには、自転車が風で吹き飛ばされそうになって少し怖かった。
 明日の予報も朝の冷え込みを伝えている。明日は友人の展覧会を見に行く。その前に安城のデンパークに連れて行ってくれると言っていた。お出かけが続いている。
 来週も私にしては予定が多い。早寝早起きをして規則正しい生活を心がけよう。この時期、風邪などひきやすいから要注意だ。
2023年4月9日(日) 鶯の声高くなる樹々の道 ゆう胡
 久しぶりのデンパーク。いつもは写心教室の雨の時に行くので、温室で写真を撮って帰ってきてしまうのだが、今日は外を散策した。ずいぶん木が大きくなっていて、八重桜や右近桜はまだ満開。白い花の木の道は眺めながら歩いているだけで気持ちがよかった。
 写真も撮ったが、これといった写真は撮れなかった。
 写真も俳句も、何を撮りたいのか、何を詠みたいのか、そこが最近、今一つぼけていて、焦点が定まらない感覚が自分の中にある。遊ぶときは遊ぶことにして、撮るときは撮って詠むときは詠む。俳句も写真も、ある程度の年数をやってきて、色々写したり、詠んだりしてきた。
 自分のスタイルというか、テーマを決めてむかっていかなければ、中途半端なものしか写せないし、詠めない。その壁にぶつかっているような気がする。今までに写したことがある、詠んだことがある。その時以上のものでなければ気にいらないし、これではと思ってしまう。
 もう一度原点に返って、感動と驚き、発見。何となく詠んだり、写すのはやめようと、思った。
2023年4月10日(月) ゆれる灯の向こう面影いぬふぐり ゆう胡
 最近、久しぶりが多い。といっても久しぶりの名古屋。この前の美容院以来だから40日ほどはたっているのかな。
 珍しく次回を予約してあったので、今回は名古屋まで出かけた。今朝の名古屋駅は静かで、皆は仕事場や学校に出かけて、ちょっと人の波が引いたころだったようだ。外国のツアーの団体がいた。言葉や肌の色から判断するとヨーロッパのどこかの国かな。観光地としての日本は魅力的なのだろう。京都の時もたくさんの外国の人を見かけた。世界中から日本へやってくる。
 でも、街は静かでデパートも割合空いていた。1か所だけ、高島屋の10階で東海オンエアのイベントがあったようでそこだけすごい人だった。随分と人気がある。岡崎にある以前行ったことのあるオムライスのお店「さんた」も、世界でバズるお店とかになっていると聞いた。東海オンエア御用達とか。
 なんかすごいことになっているのだなーと、そっちの方面には疎いので、驚くばかり。時々は街に出かけてみるのも楽しい。りゅうのお供えのお菓子を購入して家に帰ったらもう5時。
 今日はりゅうの月命日。時が過ぎるのは早い。

2023年4月11日(火) 風の音に香り放つや白き藤 ゆう胡
 先月の写心教室のロケで写した写真が、設定を間違えたのか、すべてピンボケだった。明後日の寸評会に出す写真がないので、今日は先月のロケ地にもう一度行ってきた。
 自転車で行ったのでさすがに疲れた。片道30分以上はかかった。先月にもランチを食べた和みをいうカフェでおばんざいランチを。お味噌汁に公魚のフライ、豚肉とキャベツの卵とじ炒め、サラダ、切り干し大根の煮つけ、ご飯とお新香、デザートとコーヒーがついて1200円。満足感いっぱいのランチを食べて、元気が出た。
 今日は岡崎公園の藤を見ながらの散策を兼ねた撮影と松応寺だけにした。松応寺の白い藤が満開だったが、藤の撮影はむつかしい。色々撮ってはみたが。ピントはなんとかあっているように思う。
 行く前に家で練習してみたが、やっぱりピントが合わなくて、カメラの設定を初期化した。それでやっと普通に写せるようになった。何かを設定したことで、ピントが合わない状態になてしまったようだ。原因はわからない。本も見てみたが、まだカメラの色々な機能をよく理解していない。読んでもわからない。もっとまめに写して覚えるしかないだろう。
 先月は人が少なかったのに、今日は結構な人がいた。若い人が映え写真を撮りに出かけてきているようだ。東海オンエアの影響がここにも出ていた。平日なのにちょっとびっくりだ。
☆松応寺の白い藤。見事に満開だった。藤の甘い香りが風に乗り、不思議な世界にいざなうようだった

2023年4月12日(水) 春の雨地球は少し眠いかも ゆう胡
 今日の天気予報を見ていたら、曇りマークだったから降らずに終わるのかと思っていたが、午後からしっかり雨が降った。朝、気になって花に水をやったのだが、必要なかったようだ。
 昨日の夕方、薔薇の新芽がくったりしていたので、本当は夕方に水をやってはいけないのだが、心配で水をやってしまった。朝見たらしっかり立ち上がっていたから、やはり水が足りなかったのだ。
 晴れた日だと、朝に必ず水やりをしないと鉢植えはもたない。今の時期、花は驚くほど成長する。薔薇もクレマチスもどんどんと芽を伸ばし、蕾をつけ始めている。芍薬や石楠花もしっかりとした蕾が少しづつだが膨らんできている。今年購入した牡丹は葉が展葉してきているが、蕾はついていないから、まだ花は咲かないだろう。
 友人の家で咲いたという牡丹の画像が送られてきた。目を見張るほどきれいな色合いだった。私が庭に植える場所があるからと牡丹を購入しようとした時には、かなりの品種が売り切れだった。わが家にやってきた牡丹の花に会えるのは来年だ。
 庭は少し日当たりが悪いせいか、芍薬はきれいに開花しない。硬い蕾が日に日に大きくなるのだが、全体に一気に開ききらないのだ。あの場所では太陽が足りないのかもしれない。花が終わったら鉢に植え変えたほうがいいだろうか?
 去年の暑さでかなりの木が弱った。今年の夏を超えられない木があるかもしれない。今から対策を考えておこう。ちょっと心配だ。
2023年4月13日(木) 迷ふことひとつひとつの春の星 ゆう胡
 明日は朝早くからお出かけする予定だ。写真の寸評会のことも少し書きたいと思っていたが、今日は色々あって、考えることも多かったので、明日のんびり旅を楽しんでから書くことにした。
 明日の帰りはきっと遅くなるだろうから、まとめて15日の土曜日に。明日は天気も持ちそうだ。雨予報の土曜日にパソコンに向かうことにして、今日はもう休む。
☆ミツバツツジが満開だった。今年は少し花が早いせいで一度にたくさんの花が楽しめた
さくらって華やかではかなくて好きだ
渡月橋、すごい人出だった
京都嵐山の桜並木を望む
平野神社の枝垂れ桜。ため息が出るほどきれいだった
メジロはとても上手にみかんをつつく。リビングのすぐ目の前の枝につるしたが、音を立てずにスマホで写していたのでしばらくはみかんを楽しんでくれていた
2023年4月16日(日) 乗り換えの島田豪雨の春の朝 ゆう胡
 久しぶりに本格的な雨の一日になった昨日(15日(土))。14日のお出かけのことなどをゆっくり書こうと思っていたのだが、急な予定が入り、往復7時間のJRの旅をしてしまった。
 乗り換えなんと4回。富士根という無人駅にたどり着くのに片道3時間半越え。富士根という駅は東北のほうにもあるようで、最初に切符を買おうとしたら東京周りの新幹線を告げられびっくり。静岡県の富士の方だと伝えて、ああ、という程度の無人駅だ。
 遠かった。ここに来るのは2回目。上の娘がお願いしてあったわんこを見に行ったのだが、前に行った時には、そのままりゅうを連れて帰ってきた。今回娘は2匹を同時に育てたいという希望があり、小さめのシェルティが久しぶりに産まれて見学できるまでになったと伝えられて行ってみたのだが。一緒に来ていたスタンダードのの大きさのもう一匹はすでに貰い手が決まっていたのを、帰ってから伝えられた。娘とやり取りしていた人は昨日はいなくて情報がきちんとこちらに伝えられていなかった。迷ったが、2匹同時にもらえるまたの機会を待つことにした。
 りゅうの子孫の子をもらい受けたいという希望なので、一応りゅうはチャンピオンの子だったから、その子孫を残そうとしている人たちがいるのだが、以前のブリーダーさんはすでにお亡くなりになっている。その関係者の人たちで細々と血脈をつないでいこうとしているだけなので、いつのことになるかわからない。
 わんこのいない責任感のないのんびりとした生活にも慣れて、この生活をもうしばらく続けていたいという気持ちも働いたのか、りゅうをもらってきたときのような、1匹でもどうしても連れて帰りたいという強い気持ちにはならなかった。とてもかわいくて、小さく育つだろうという子だったが、元気いっぱいで人懐っこくて意志の強い良い子だった。最終的に決めるのは娘で、私は決定権を持たないというスタンスなので、娘は2匹が楽しく育つ環境にしたいという希望があり、待つことを選んだようだ。
 前日に急に連絡があり、迷った挙句のお出かけだったので、遠出が2日続いて、とても疲れた。今日はゆっくり休みたいが、カレッジの仲間の木彫り展が今日までなので、散歩がてら行ってこようとはおもっているが、疲れているから行けるかどうか自信がない。
☆MIHOミュージアムへと続く枝垂れ桜の道とトンネル。結構桜も残っていて花曇りというか黄砂で空は霞んでいたがお天気も良くて、楽しい旅だった(お出かけは4月14日)
☆トンネルの中から枝垂れ桜を見ると、メタリックなトンネルと桜の優しい雰囲気の落差でお洒落な空間を演出している
☆少し散り始めていたが、まだまだ桜もきれいだった。今年の桜は早かったが、今日がギリギリセーフかなといった感じ

2023年4月17日(月) 子燕のまだぎこちない低空飛行 ゆう胡
 昨日は散歩がてら「きつつき木彫展」に行ってきた。盛況でたくさんの人が見学に来ていた。作者から少し説明を聞き、後はゆっくりと作品をながめた。一枚板からの彫刻はさぞ大変だろうと思いながら、これをつくる人たちは根気強い人なのだろうと、ただただ感心する。
 今日はカレッジの班モーニング。たまたま男性陣はこれなくなり、女性全員が揃った。こういうことも珍しい。楽しくおしゃべりが弾んだ。カレッジのHPの「みんなの広場」に史跡めぐりの案内が載ったことも話題になり、鎌倉に行きたいねーという話になった。お願いしたのは私だから、みんな来てねといったが、日程が合わない人もいるようで、何人参加してくれるかなー。バスで直行できるなんて、とても楽ちんだから催行されることを願っている。
 「みんなでワイワイ行くのは楽しいよねー」と聞いて「二七市会」はまだまだ健在だと安心した。コロナが少し人を隔ててしまったけれど、また活気が戻ってくることを願おう。
 花巡りは豊田の現地集合ということに少し不安を感じる人もいるようだった。豊田は遠いし、運転への不安などもあるようで、今後の課題になるかもしれない。
 そのあとは車の人に乗せてもらって、友人を拾って一緒に買い物をした。ラッキーだった。たけのこご飯と赤福という大好物も食べることができて満足満足。感謝感謝のいい一日になった。
 明日からは、庭に広がり始めているカイガラムシとの格闘が始まる。去年くらいから、急速にカイガラムシが広がっている。根気よく退治していかないと、塀を超えて日当たりのいいバラにもカイガラムシがつき始めていた。急いで手を打たないとと、少し焦っている。
2023年4月18日(火) 耕して畝まっすぐの春光へ ゆう胡
 カイガラムシがびっしりとついてしまっていた枝は切り落とし、残したい枝のカイガラムシは手で取れるだけ取った。
 カイガラムシの一番の駆除方法は「テデトール」と書いてあったが、これは手で取るという意味だ。かたい殻をかぶってしまってからでは薬が効かない。ゴム手袋をしてできるだけ取った。
 新芽の一番柔らかいところに卵を産み付けてあるのか、そこに付いてしまっているので、切り取らなければいけない枝が多かった。 こんなについてしまっていたなんて、桂の木に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。枝と同じ色をしていて、葉が落ちてきて変だなと気がついた。幹と同じ色をしたカイガラムシは始めてみた。存在を知らなかったから見逃してしまっていた。
 去年の剪定の時にもうついていたのではないかと思えるほど硬いカイガラムシになっていた。去年お願いした剪定の人は木の伐り方も変だったし、木について何も言ってくれなかったし、大失敗だ。
 枝葉が少なくなってしまった桂は、今年の夏を持ちこたえるだろうか心配だ。子どもたちから、蝉がすごく集まるから、この木を伐ってほしいと言われ、爽やかな緑の葉が好きで伐るに忍びないと思いながら、背を短くしたのだが、木の力が落ちてしまった。
 庭では消毒をほとんどしないようにしている。が、バラには白いカイガラムシがついていたし、少し消毒をして木が弱らないようにしなくてはいけなくなってきた。バラのカイガラムシもできるだけ取り除いた。
 木をじっくりと見ていたら、金木星にもふわふわの白いカイガラムシがついていた。時々庭を飛んでいる、天使の羽のようなカイガラムシが、3本くらいの枝にびっしりついていた。これはまだ形になっていなかったのですぐにとることができてよかった。
 これからは早めにチェックしよう。寒肥を上げる頃からチェックが必要なのだが、今年は少しサボった。そのつけが春の芽吹きの季節に訪れたのだ。できるだけ、木が弱らない対策を立てながら、しばらくは庭の手入れに集中しよう。
2023年4月19日(水) 一輪草淡い日差しにふと揺れて ゆう胡
 やっと、デンパークで一目ぼれして購入した山野草を植えこんだ。オダマキは花が終わってしまっていたが、頑張って冬越しして来年花を咲かせよう。山野草は気が付くと消えているので、鉢植えにした。庭の物入れなどの整理もして、殺菌剤と殺虫剤をまいて、今後はローテーションを組んで、活力剤や肥料などを散布していけば大丈夫かな、というところまでこぎつけた。
 桂や金木星、椿などはしっかり眺めてチェックしている。この時期にカイガラムシは卵を産み付けるのだろう。椿は病気でやられていた枝を切り落としたのが良かったのか、新芽が伸び始めて生き生きとしている。桂もこんな感じで新芽が伸びてきてくれるといいのだが。
 薔薇はモッコウバラに続いて、ペネロペ、ピエールドゥロンサールが咲き始めた。まだ蜂なども少なくて、今の庭にいるのが一番気持ちがいい。蚊が飛び始めると、長い時間は庭にはいられないから、今は食事のとき以外はほぼ一日中、庭に出ている。
 4月に入って麻雀とグランドゴルフはお休みして、庭仕事を楽しんでいる。自分の中では庭は仕事。麻雀やグランドゴルフは遊び。俳句と写真は趣味。という分け方をして、優先順位をつけている。
2023年4月20日(木) 陽春歌舞伎や真白の花水木 ゆう胡
 久しぶりに御園座で歌舞伎を見た。「陽春花形歌舞伎」。中村座の歌舞伎を見るのは初めて。中村勘九郎、中村七之助主演。見たのは昼の部で12時開演。伏見は仕事の事務所のあったところなので、お昼は丁稚で懐かしい味だった「おかめうどん」を食べた。味は変わっていなくてとても美味しかった。 
 お昼の部の主演は中村七之助。前から4列目の席だったけれど、右側のほうだったから花道から遠く、花道での踊りなどは首を回すのがしんどくて、しっかり見ることができなかったのが少しだけ残念。演目は「お染の七役」。中村七之助の早変わりが呼び物だが、見ごたえ充分。いやー、見事な早変わりだった。
 今まで見た歌舞伎は女方に高齢の人が多くて、どんなに踊りや所作が見事でも、もう少し若い人がやってほしいと思っていたが、若いから、きれいで声もよく通る。当然だが、踊りも美しい。中村勘九郎も2役を演じていたが、踊りは勘九郎のほうがうまいし、芝居も上だと思った。が、持ち味が違うから、2人の歌舞伎は見ていて楽しいし、楽しませる要素を盛り込んでいる。もともとの演目は古典でも、若い人たちらしい演出で飽きさせない工夫が凝らされている。
 市川海老蔵、現在市川團十郎、市川猿之助、市川染五郎等の歌舞伎を見てきたが、みなそれぞれに持ち味があって、楽しい。
 今回はとにかく早変わりがメインだから、その速さがすごい。役者さんはとにかく重労働。あれで、踊りもして役も演じるのだから、すごい。さらに裏方さんの苦労はいかほどかと。すごい速さで衣装が変わる、当然役も変わって、声も変えている。二役を舞台上で演じる、当然別の人が顔お見せずに片方を演じているのだが、途中で入れ替わる。その速さは見事だった。
 夜の部は中村勘九郎主演の「怪談乳房榎」。昼の部が12時からで、夜の部が16時からと、今まで見た歌舞伎よりも上演時間が短い。これくらいがちょうどいい。お値段も今までよりは当然少し安い。それだけ気軽に足を運べる。夜の部も面白そうだ。今度は中村勘九郎主演も見てみたい。
2023年4月21日(金) 
     行く春や過ぎし八年(やとせ)の探し物 ゆう胡

 昨日、今日は夏日だという。まだ4月なのに。湿気のある暑さを感じた。色々な用事を済ませたいと思っていたのだが、ひとつ書類を書いて、そこに書き込むのに必要な書類を探していて、時間をとられた。どうやら捨ててしまったようで、結局出てこなかった。
 どこかにあるはずなのだがと思いつつ、でも整理したのは何年か前のことで、最近は全く見ていなかったから、思い切って捨ててしまったのだろう。それでも諦めきれなくて、ありそうなところを何度か探してしまった。見つからなくて諦めた。そんなことをしていて、他の用事は結局手につかず、午後からは休憩してしまった。
2023年4月22日(土) 
     窓映る新緑掛け軸は牡丹 ゆう胡

 カレッジの仲間が西尾の尚古荘で2人展を開催している、ということで出かけた。西尾は交通の便の悪いところなのだが、嬉しいことにJRの岡崎駅から名鉄西尾駅までのバスが出ていた。本数は少ないが、尚古荘までは西尾駅から歩いて10分と近い。
 始めて足を踏み入れた尚古荘は庭がきれいに手入れされ、新緑が清々しいところだった。「藤と染織展」は、カレッジの仲間が染織をしている。糸を染めて機を織りタペストリーのような作品に仕上げていた。賞をいただいている作品も何点かあり、見ごたえ充分。どれほどの手間暇をかけて時間をかけて染めて織られているのだろうということが想像できる。色づかいも素敵で、物語の世界へと引き込んでくれるそんな染めと織りの世界だった。手ごろに求めることのできる小品もあり、手にとっても楽しむことができた。
 これが集大成になるだろうとおっしゃっていたが、見ている者を圧倒する世界がそこにあった。
 バスの中での友達とのおしゃべりも楽しくて、心が待たされる心地よい時間を過ごすことができた。岡崎駅から西尾駅までのバスは、今時珍しい昔のバスで、タッチでの乗車も決済もできないバスだった。乗車券をとり、支払いは現金しかだめ。運転手さんは手動で行き先の案内表示を出していることを今日初めて知った。
 降車駅の西尾駅が出てこないので、そろそろだろうとお金を用意して、「まだ着いてないよね」と話していたのだが、乗っていた人はみんな降りていくし、でも案内表示は西尾市役所のままだしと、不安になって運転手さんに声を掛けたら、ここが終点とのこと。前から3列目に座っていた私たちの、料金の会話を聞いていて、案内表示を変更するのを忘れていたとのこと。降りてからしばらく、おかしくて友達と笑ってしまった。
 駅からのスマホを便りの道中も最初は反対方向に進んでいて途中で軌道修正。無事にたどり着けた。お洒落なカフェはあったが、食事をするところが少ないのが残念だった。でも昔の建物が残っていて、風情豊かなゆったりとした良い町だった。のんびり散策をしたら楽しいだろうなーと思いながら今日は帰ってきた。
 お気に入りの写真が一枚撮れたのも、すごく嬉しかったことの一つだ。
2023年4月23日(日) 揚げ雲雀空に十字の飛行雲 ゆう胡
 岡崎美術協会写真部会の写真展を見てきた。写真仲間から先生クラスの人たちの作品で見ごたえがあるとのことだったので、とても楽しみに見に行ったのだが。
 会場には写真をやっている、多分、出品している女性とその知り合いの人なのだろう、声の甲高い女性が盛んに写真のことや撮影した人のことなどを話しながら、なかなか作品の前から動かず、の状態で部屋にい続けていた。その声があまりにかん高くて耳障りで、そのせいかどうかはわからないが、作品に全く感動できなかった。
 3点ほど好きな作品はあったが、それ以外は風景が美しく撮影されているという印象しか残らなかった。もう少し良識のある見方をしてくれればいいのに、と思うことがおかしいのだろうか?
 こういう展覧会の場合、時々作品を見ながら話している人はいる。私たちの作品展でも先生が解説してくださる時がある。今までそれほど気になったことはないが、今回の人は話し声が大きい。耳が聴こえにくくなってきて、自分の声が大きくなってしまっていることがある。自身もそうなってきているだろうから気を付けようと思ったが、美術館での作品鑑賞の時でも私語は慎むのが常識だ。少し大きな声で話してしまうと関係者の人が注意をしに来る。大きな展覧会ではないので、そこまでは求められないだろうが、作品の説明をするとしても、もう少し声は低めるべきだろうし、長い話になるのなら外に出て話すべきだろう。
 ということで、とても印象の悪い作品展になってしまい、作品に入り込めなくて、一通り見てすぐに帰ってきてしまった。残念だが、今後はこの展覧会にはいかなだろう。ほぼ知り合いしか来ない展覧会だとしても、やっぱり気を付けようと自分への反省もこめて思った。
2023年4月24日(月) 加速する燕心はふるさとへ ゆう胡
 散歩道で燕が気持ち良さげに飛んでいる。目の前で白いお腹を出して得意げに宙返りをして、見事な飛行を見せてくれる。散歩道は畑と田んぼがあるだけだから、飛んでいる4・5匹のねぐらはどこなのだろう。餌を探しに来ているのかな。毎朝見かけるようになった。田植え前の耕運機が入った田んぼには、鳥たちが食事をしに来る。耕された土の中には虫がいるのだろう。一生懸命についばんでいる。雲雀がさえずり、心地よい日差しが朝の空気の中に入り込んでくる。
 時々、おはようございますと中学生が挨拶してくれる。最近は少し散歩の時間が遅めだけど、中学生の登校時間よりは少し早い。一人で早めに登校してくる子たちに時々会うのだ。もう一度やり直せるとしたら、どの時に戻るのがいいかなー、中学生を見ていて、ふとそんなことを思う時がある。
2023年4月25日(火) 春暁や歩幅ゆるめる畔の道 ゆう胡
 今朝、散歩に行くときに少し暖かめのTシャツを着ていこうと、昨年購入して気に入っている、3度暖かいと謳い文句にあるTシャツで出かけたが、正解だった。寒い一日になった。
 さすがにこれだけ寒くなると外気温のせいではなくて自分の体調が変なのかと思えてくる。買い物の時、おばさんがご主人に「風邪を引いたのかしら、すごく寒いわ、なんか体調がすぐれない」と話していた。いやいや、本当に寒いのだ、と言いたいのをぐっとこらえた。強い風も吹いてきたので、明日は出かけなくてもいいように、3日分くらいの食料を買い込んだ。
 明日はシルバーカレッジのウォーキングのサークルで、岡崎公園を散策することになっていて、参加する予定だったのだが、雨だから中止だろう。この風と雨で藤はどんなだろうか?雨戸を今も風が叩いている。鉢植えのバラが風で良く倒れる。風が当たらないところに鉢を移動させておいたが、倒れると枝が折れてしまうことがあり、蕾がせっかくついているのだからと、花瓶に挿すが、硬い蕾だから花が咲くかどうかはわからない。でも少しづつ花瓶の中で蕾が膨らんでいくのを見ているのも楽しい。薔薇もやっぱり蕾の時が一番可愛いしきれいだ。芍薬、シャクナゲをはじめクレマチスも咲く始めた。5月まで庭では色々な花が咲く。ちょっとわくわくする。

2023年4月26日(水) まっさらのノートに描く庭の春 ゆう胡
 昨日はよほど眠かったのか、読み返してみたら、2か所も誤字があった。やれやれだ。
 雨音が聞こえてくるしっとりとした朝。散歩はお休みして、雨が上がった午後に薬局に出かけた以外は家でのんびりした。疲れが残っていたのか、月曜・火曜と夕方から夜がすごく眠かった。気温の変化に身体がついていかず、休息を求めていたのかもしれない。
 今日読んでいた本に手帳を使うメリットというのが書かれていた。最近はスケジュールはすべてスマホで管理している。手で字を書く機会が減っている。どうもこれは脳にとってはあまりいいことではなさそうだ。手帳は脳の認知機能を高めるツールになると書かれていた。それも手書きがいいらしい。
 いまさら手帳を買おうとは思わないが、家にはお気に入りのノートがある。ノートが好きで、文房具店に行くと何となくノート売り場に行って、気に入ったものがあると購入している。
 書きかけのものもあれば、まっさらの物もある。このノートを活用しない手はないだろうと、1冊取り出して手帳代わりに活用してみることにした。最近は100円ショップでもかわいいノートが売っている。私は東急ハンズを見るのが好きだ。東京に行った時も、必ず文房具店によって来る。
 真新しいノートは、何を書こうかと眺めているだけで楽しくなってくる。だから、罫線のない白いノートが多い。海外に行ったときもノートをお土産に買ってきた。今も手元にある。
 真っ白なノートは、何かを書かれるためにそこにあり、それはとても心を豊かにしてくれる。私にはそういう存在だ。でも、真っ白なノートが手書きの文字で埋め尽くされたり、絵が描かれたりしたら、それはきっともっと心を満たしてくれるだろう。
2023年4月27日(木) 
      パーゴラの薔薇のつぼみのまだ硬く ゆう胡

 朝は相変わらず少し寒いが、今日は日中暖かくなった。パーゴラのバラが咲き始めて、もっこうばらが終わりつつある。もっこうばらは、はながらを摘むというよりは、枝を切り落としていく作業になる。咲いている時は香りが素晴らしく、優しい庭を演出してくれるが、花後は早くはながらを切り取っていかないと、庭の表情が悪くなる。
 パーゴラにアルべリック・バルビエという薔薇のつるがのびて、たくさん蕾がついてきた。この薔薇は白のバラで蔓がよく伸びる。病気にも強い。
 去年の暑さでわが家のバラはかなりダメージを受けたが、この薔薇だけは元気に育ってくれている。ただ枝が細く花が下を向いてしまうので、パーゴラの上のほうに誘引しないと美しく咲かない。  今年はパーゴラに上手く蔓を伸ばしてくれたので花が咲くのが楽しみだ。緑のつやつやした葉も美しく、薬剤を散布しなくても、病気にならないのが嬉しい。今はまだ蕾が固いので、咲くのは5月中旬くらいかな。その前に、去年ちゃんと誘引しなかったピエールドロンサールを整えないと。これは斜めのところに脚立を立てるので一人作業ができない。GWに頑張ってきれいにしよう。
2023年4月28日(金) 芍薬のまあるき蕾香を秘めし ゆう胡
 触れ合いドームに花苗を買いに行ったが、ほしい花苗に出会えなかった。5月に入ってから出てくるのだろうか?夏に向けて植えたいのはインパチェンスとユーフォルビア、ほたるぶくろくらいかな。どれもまだ見かけなかった。
 昨日、白いノートに最初に記入したこと
「もし、明日死ぬとしたら何をしたいですか?」
「もし、1週間後に死ぬとしたら何をしたいですか?」
「もし、1か月後に死ぬとしたら何をしたいですか?」
「もし、1年後に死ぬとしたら何をしたいですか?」
 そろそろ、考えてもいい質問だが、いざとなると、思いつかないものだとわかった。それでも自分に問いかけて思いついたことを書いてみた。
 本当に自分がしたいことは何なのか?残された時間の中でやりたいことは何なのか?この問いを発することで、真剣に自分に向き合わざるをえない、そんな感じがする質問だ。
2023年4月29日(土) 
    ハツユキカズラ花初めての出会ひかな ゆう胡

 庭の草取りを丁寧にしていたら、クリスマスローズの芽を7株ほど見つけた。こぼれだねで出てきたものだ。メルカリで購入したクリスマスローズは鉢で大きくなっているので、こちらの7株は地植えにした。なくなってしまわないように名札を付けておいた。
 もっこうばらの花がらを整理していて、ハツユキカズラの花に気づいた。花が咲いたのは初めてだと思う。芍薬もきれいに花が開いた。いつものことだが、これからが大切だ。6月くらいになると草の成長の早さにお手上げになってしまって、ジャングルの庭になっていく。今年こそは草が小さいうちに摘み取って、ジャングルにしないようにしよう。
 ここは強い意志で実現すると自分に言い聞かせておこう。樹々を虫から守って、薔薇はこまめに液肥をあげて消毒も今年はしようと思っている。草を早めに摘みとって、夏に備えよう。
2023年4月30日(日) シャガの花ふと気づく闇深きかな ゆう胡
 朝から雨。今日はのんびり読書を楽しんだ。その後雨が止んだ午後4時、すぐに庭に出て草取り。土が柔らかいうちにと、ゴミ袋1杯、ほぼ2時間で腰が痛くなってきたので終了。
 今年は早めに草をとって、去年の様に庭をジャングルにしないようにしようと決めたから、気が付いたら草取りをしている。もう細かな草がびっしりと生え始めている。去年は手で摘み取って大きくなってきたらまた摘み取ろうなどと思っていたのだが、暑さが増して来たらついていけなくなった。だから今年は根こそぎ抜いていこうと、草取り用のかぎつめのある道具で取っている。草の根が引っかかって取れるので、手で取るよりは、しっかりとれるような気がする。
 とはいえ、まだまだ先は長そうだ。多分抜いたその次の日にはまた新しい草が生えてくるだろうから、ひたすら抜いていくしかない。夏までは気を抜かないで頑張ろう。
 薔薇はペネロペ、ピエールドゥローランサンに続いて、アルベリック・バルビエが一輪開き始めて、ボニカ82も開いた。去年はGWに朝顔の種まきをしている。今年もそろそろとっておいた種をまこう。こぼれ種でも芽が出始めている。
 

information  

2020年11月
霜月(霜の降る月) シルバーカレッジのHPに「テラスで俳句を」のアドレスを掲載
2020年12月
師走(師匠といえども、走り回るほどにせわしい月) 12月5日「テラスで俳句を」の「花の章」完成。12月10日 2019年と2020年の俳句の未記入に気づき追加した。
2021年3月
弥生(木草弥生い繁る→きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月
3月19日、「テラスで俳句を」の「水の章」「風の章」「光の章」完成。といってもこれから見直しながら、推敲、選句をしつつ、新しい句を加えていこうと思っている。「花の章」も写真や句を見直した。
2022年1月25日
HPのお休みをここに報告。りゅうが病気だとわかり、残された時間を悔いのないように過ごしたくて、足が不自由なあの子の緊急に備えるためにも、机に長い時間向き合うのはやめた。
2022年3月10日
りゅうの死という思ってもみなかったことに遭遇した。両親をすでに見送ったけれど、今回ほど辛いと思ったことはなかった。
りゅうは10歳。それなりにシニア犬にはなっていたが、前の子は17歳まで生きたから、まだまだ元気に一緒に過ごせると思っていた。
2022年5月30日
5月30日は新月。旧暦の5月1日。
この日にHPを再開しようと準備して何とかアップにまでこぎつけたが、まだまだ未完成の部分が多い。

「りゅう星の章」「言の葉の章」のページを追加。
2021年の俳句を各章に加えた。
日々の記録を残すために「宙旅yuko日記」を追加した。
2022年7月2日
旅の記録を残していくために、まずは北海道から
「2016年北海道の旅」をリンクページとして追加した。

profile

ゆう胡(俳号)
(掲載写真はすべてゆう胡撮影)

誕生月  弥生


愛知県

朝夕の散歩を日課にして、一日最低8000歩を歩くようにしている。
愛犬のシェットランドシープドッグ(10才雄→2022年3月10日)逝く