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テラスで俳句を

    

 記憶のかなたにある様々な風景や人、言葉を蘇らせるために、人と出会い、語らい、ともに時を過ごす。その時間の大切さをしみじみと感じている。
 このページも、そして、私のまだまだ推敲の余地の残る俳句も、そういった心の奥深くへと旅立てるきっかけになるといい。記憶の宝箱を開けて見てもいい。そんな年齢になった

ギャラリー


2023年2月1日(水) 部屋で待つ枝のみかんの訪問者 ゆう胡
 庭の木にミカンをつるしておいたら、今日はメジロがやってきた。珍しく一羽しかいないあなーと思ってみていたが、ひよどりの鳴き声がしたら、もう一羽がさっと呼びに来て二羽で飛び去っていった。ヒヨドリの姿が見えなくなったらまたメジロが来ていた。
 友人に聞いたら、一羽が見張り役だという。すぐ近くにもう一羽がいて交代で食べにくるようだ。私の庭には猫やイタチなどの侵入者が来るから、彼らは彼らなりに外敵への警戒を怠らないで、みかんを食べに来てくれるのだろう。
 メジロは上手にみかんをつつくけれど、ひよどりはすぐにミカンを下に落としてしまう。一度に食べる量も多いし、ホバリングもできないから、仕方ないのかもしれない。木の実がなくなって、今の時期は小鳥たちも食べ物が少ない時期だ。もう少しすると梅が咲きだすから、そしたら、また梅の花蜜を吸うメジロに会える。それまではみかんを枝にさしておこう。ほかの鳥も来てくれるといいな。
2023年2月2日(木) 梅開く風に戸惑ひつつ開く ゆう胡
 風が強くて寒い日になった。コロナの濃厚接触者になって、しっかり食べて免疫力が落ちないようにしないとと、食欲に任せて食べていたから体重が増えた。運動を倍しなければ体重の増加を防げないので、風が強くても散歩に出かけている。
 今日は南公園まで行った。梅が咲き始めていた。まだ全く蕾のもの、8分咲き、5分咲きなど様々だが、梅の花はおとなしくて目立たないなーというのが感想だ。枝ぶりと香りを楽しむ花なのだろう。
 池の白鳥もかわうも鴨も皆元気で、時々餌をやる人がいるようで、一斉に同じ方向へと進んでいく。「おやつだ、急げ」とはせ参じる様子がなんともおかしい。
 このあたりには野良猫もいるようで、野良猫にエサをやらないでくださいという張り紙がしてあった。捨て猫が野良猫になるのだろうか?昔は家の周辺でも野良猫をよく見かけたが、最近はほとんど見なくなった。庭を横切っていく猫が野良猫なのか飼い猫なのかは定かではない。
☆白梅が2本。5分咲きくらいの感じで花開いていた
☆紅梅は咲いている木も多かった。枝や影を意識して写さないと
☆かわうがのんびりくつろいでいた
☆餌をやっている人の近くに集まってきた。白鳥も元気そうで安心した。きれいな雄の鴨もやってきた
2023年2月3日(金) 寒梅や池に光の粒踊る ゆう胡
 節分だが、豆まきはしない。子どもが小さかった頃は豆まきをしたが、大きくなってからはやっていない。
 恵方巻は作ろうか迷ったけれど、結局イオンの高島屋まで散歩がてら出かけて恵方巻を買ってきた。色々な種類が出ていた。シンプルなものと本マグロの赤身と中トロのものを購入。とてもおいしかった。来年もこれにしようと決めた。
 帰ってきて、イオンの往復では8000歩をクリアできなかったことが分かった。裏道を通っていくのだが、思っていたよりも近かった。南公園や川、田んぼ道までは、往復すると8000歩は確実に超えている。
 今日のテレビでも散歩は認知症の予防にとてもいいと言っていた。それも地図を見ながら歩くのがいいらしい。どこかに行こうと地図を見て場所を確認して歩くという行為が、脳も身体も使うからいいのだろう。仕事をしていた頃は、取材先はほとんどが初めてのところだから、公共交通機関を使って出かける私は、いつも地図を頼りに歩いていた。ポケット地図は必需品だった。
 最近は地図を持って歩くことはしない。スマホに頼ってしまう。地図を片手に歩くのがいいようだから、明日から実行してみよう。
 ただ、身近にあまり行ってみたいところがないのが残念だ。まめぽのリアルウオークコースでもはるさきと南公園のコースがあるだけで、他は歩いていける距離ではない。バスを利用してどこかまで出て歩くという方法でなければ、面白いところには出会えないのかなー。バスの利用はちょっと面倒だ。

2023年2月4日(土) 立春の朝新しき時計はめ ゆう胡
 アップルウオッチを上の娘が購入してくれた。バンドで迷い、一度交換できるというので交換しようとしたらキャンペーンの時に購入したので駄目だということになり、最初のモノトーンのバンドに落ち着いた。夜にライトに反応して光るという物だったのだが、暗闇でもそれほど光らなくて、だったらもう少し明るい色にしようと考えたのだが、これはこれで良しとしよう。
 転倒などの緊急時への対応ができるということだが、設定にほぼ半日を費やした。まだよくわからないことがある。ぼちぼち覚えていくしかない。色々な機能がついているのでややこしい。そのたびに娘に聞いていた。こういう時、詳しい人が近くにいると助かる。
 必要な機能を選びながらオン・オフにしていくのだが、使いこなせるかどうかはまだ自信がない。ラインの着信なども知らせてくれるようだから、気が付かなかったということはこれからは減りそうだ。 
 今回スマホを見ていて、なんで私のスマホは呼び出し音が鳴らないのだろうと思っていたのだが、おやすみモードに設定したままだった。今頃わかるなんて、てなことだが、知らずに設定してある項目も多いような気がする。必要な機能だけは何とか使いこなしたいと思っている。
2023年2月5日(日) みかんついばむ庭の香に今日も来て ゆう胡
 時間が過ぎていくのが早いような気がする。いいことなのか、色々やることがあるのはいいことなのだろう。今年も、もう2か月目を迎えている。
 NHKの大河ドラマ「どうする家康」を見ているので、この機会に徳川家康のことや戦乱の時代のことを少し学ぼうかと、まずは徳川家康の時代が書かれている司馬遼太郎の「覇王の家」を読みはじめた。物語なのかと思って読み始めたのだが、どうやら違うようだ。
 司馬遼太郎が家康が生きた時代や時代背景、その他諸々のことについて書いている本だった。最初に「三河かたぎ」について書いている。ひとことでは説明しにくいが、山地に囲まれ貧しい三河はその環境によって独特の気質を生み出していたようだ。徳川家康もそういう環境で育ち、人質に長い間出されていたことなども、のちの生き方に大きく影響しているような気がする。
 徳川300年という長い平安の世を築き上げる礎を作った人間とは、本当はどんな人物だったのかということは、歴史の見方で色々変わってくるのだろう。私はしばらくは司馬遼太郎の目で徳川家康という人物を見てみようと思う。
 読んでいてなかなかに面白い本だ。
2023年2月6日(月) 竹馬や目線高きの得意顔 ゆう胡
 私の部屋に飾ってある「ムーミンムーンカレンダー」の今月の絵は、ムーミンたちが竹馬に乗っている絵だ。何で2月がこの絵なのだろうと思って竹馬で検索してみたら、竹馬は冬の季語だった。
 竹馬で遊んでいる子供を最近は見たことがないが、私が幼かった頃は家に竹馬があった。竹に足を乗せるところがついていて、乗って歩くのだ。バランスをとるのがむつかしくて、長く歩いていることがなかなかできなかった。これを上手にいかに長く歩くかが面白くて、よく乗って歩いた記憶がある。
 何故冬の季語かというと、川渡りや降雪時に利用されたことからくるようだ。もともとは寒い地域で雪道を歩く用に考案されたものなのだろう。積雪があっても竹馬なら濡れずに歩くことができる。実用的なものだったのだ。ということは今日初めて知った。私の地域では実用性はあまりなくて、もっぱら子供の遊びのものだった。
2023年2月7日(火) 立春や影を落として飛び去りぬ ゆう胡
 雨の予報だったが、何とか一日持った。空気が乾燥しているから少しは雨が降ってほしかったが、今日は降らないようだ。
 今日生まれて初めて麻雀をやった。全くの初心者なのだが、すぐ近くで教えてくれるというので行ってみた。月謝も安いので気軽に通えそうだ。麻雀は認知症の予防にいいらしい。頭と指を同時に使うので脳の刺激になるようで、最近はブームになっていると言っていた。
 私はたまたま友人に誘われたのだが、これも何かの縁だろうと思って、暇にしてるしやってみることにした。覚えることが多そうだが、少しづつ覚えていけば何とかなるだろう。
 今日は一通りのことを教わってから二人麻雀をやった。まずはやりかたと、どういう組み合わせのものをどう集めればよいのかを学んだ。始めてから2年目の人が4人、かなりやってきている人が4人。全くの初心者は私一人だった。先生がついて教えてくれるので、わかりやすい。
 去年から初めてのことにチャレンジしているが、グランドゴルフもマージャンも楽しめそうな気がしている。これはとても嬉しい。
2023年2月8日(水)
  日々是好日すなはち雪となりにけり  久保田万太郎
 あずき茶というのを生協で売っていたので、最近はそれを飲んでいる。暖かいポットのお湯の中に1パック入れる。そんなに長く入れておかずに飲んでいたが、あまり味がしないので、今日は少し長めにパックを入れておいたら小豆のいい香りがたった。少し時間をかけて出したほうがいいことが分かった。煮だしたほうがよりおいしいかもしれない。明日に試してみよう。
 今日のグランドゴルフは散々だった。風が強くて吹き飛ばされそうな天気だったことも影響するのだろうか?そのあたりはよくわからないが、全く入らなくて嫌になってきた。友達はやり始めたばかりなんだから、今日みたいなのが普通で今までがうますぎたのだというけれど、どうも打つときのホームが少し崩れているような気がして一人練習の時に修正してみた。脇が甘くなっているのかもしれない。少し疲れが残った練習になった。
2023年2月9日(木) 風ささやける空の果て春近し ゆう胡
 写真の講評会はいつも楽しい。私の写真はまだまだだけど、ロケに行ってその人その人が見て心に描いて切り取る映像が、とても素敵だ。個性があって、皆同じものを見ている時もあれば、全く別のものを見ている時もある。
 発見と驚きと感動。自分が見てないものをしっかりと見据えて、素晴らしい映像にしてきているのを見ると、心から感動する。これは俳句の兼題の句を講評会で読んだ時にも感じることだ。そうか、こんな風に詠めるのか、という思いと驚きに似ている。
 実力の差は当然あるし、勉強して経験を積んだ人とそうでない人との差はあるけれど、そういうところを通り越して心に響いてくることのほうが多い。それが映像や言葉としてより新鮮であれば、その驚きと感動は倍増する。
 講評会や句会が楽しいのは、写す楽しさや詠む喜びとはまた別の感動を感じることができるからで、こういう経験はこの先も多く持ちたいといつも思う。
2023年2月10日(金) 雨もまた春への一歩傘回す ゆう胡
 始めてクリガニを食べた。スーパーに珍しく生きた蟹が売っていたので嬉しくなって購入。名前はクリガニ。本当に甲羅が栗のようで、とてもかわいい、毛ガニのような感じの蟹だった。おいしいかと売り子の人に聞いてみたけれど食べたことがないという。生きているのだからどんな味でも蟹は蟹だろうから、試しに買ってみようと、重そうなのを選んで購入した。
 家に帰って、早速クリガニで検索。あった。青森県では「花見ガニ」とも呼ばれているそうだ。一番味が良いのは春先のようだ。東北地方や北海道の南部に生息していて季節になるとスーパーに並ぶらしい。毛ガニの仲間のようだが少し小ぶりだ。流通量は多くないようで地元で消費されているとのこと。旬は晩秋から初夏。春先は内子も楽しめる。多分今が旬で、たくさんとれたからこちらまで回ってきたのかもしれない。
 早速塩ゆでにしてみた。生きているのにごめんねと言いながらいつもゆでる。ゆであがった蟹はしっかりとして身がいいことが分かった。味もいい。ただ小ぶりだから食べるのに手間がかかる。ちゃんとむいて食べるのではなくて、むきながらゆでたてをパクパク食べたい、そんな蟹だった。スーパーで見かけたら絶体買いだ。1杯598円と、お値段も蟹としては手ごろだった。
 今日はりゅうの月命日。りゅうは甲殻類を食べることはできなかったけれど、りゅうにお供えして私たちが食べた。りゅうの月命日のお供えを買いにスーパーに行って、蟹に出会えたことが嬉しくて、雨の道も楽しかった。新しい食材との出会いは新鮮で幸せな気分になる。
2023年2月11日(土) 雨上がり動き出したる春時計 ゆう胡
 今朝詠んだ句を提出してみた。先生も含め4人の人が選んでくれたので良かった。結構好きな句だ。
 今日の句会が終わって、いつものことだがちょっと肩の力が抜けている。今回の句はまずまずと思ったのだが、1句無点句があった。自分の描いたイメージは全く伝わらなかった。その理由が勉強会でわかったので、良かった。
 今は少し俳句モードになっているので、来月の兼題も2・3日のうちに句のイメージだけは作っておこうと思っている。気持ちが俳句に向いている時に詠んでおかないと、波があって全く気持ちがついていかない時が時々訪れる。何故なのかはわからないが、天気や日常の何気ないことが、気持ちに変化をもたらすのかもしれない。
 アップルウオッチをつけるようになって、スマホと連動しているので、歩く歩数が多くなっている。今まではスマホを持っている時だけ歩数は記録されていた。今はアップルウオッチを外すことなくほぼ一日つけているので、家の中での移動の歩数も加わって、毎日1万歩をゆうに超えている。ウオッチをまだまだ使いこなせていないが、少しづつなじんできている。違和感なく身体の一部の様になってきている。
2023年2月12日(日) 水送る僧に火の粉の闇深し ゆう胡
 2月の俳句の兼題は公魚とお水取りだった。奈良のお水取りを見に行ったことがある。お水取りの前に若狭のお水送りも見に行った。お水取りの句は “お水取り読経炎となりしかな“ を提出。先生が選んでくださっただけだった。
 他にもいくつか、お水取りの行事を思い出しながら詠んだので、またここに紹介してみようと思っている。
 何年くらい前になるだろうか?
 若狭のお水送りの行事を見学した。毎年3月2日に小浜市の神宮寺でお水送りの行事は行われる。奈良のお水取りで汲む「お香水」は、若狭の鵜の瀬から、10日かけて奈良の東大寺二月堂の「若狭井」に届くと言われている。お水送りを見学した後でお水取りも見に行った。二月堂の本堂での読経も格子の柱を隔てた暗い空間からだったけれど、見学させてもらった。
 お水送りからお水取りに至る一連の壮大な行事は、二月堂本尊の十一面観音を祀る懺悔祈祷の厳行で、「修二会」と呼ばれている。正式名称は「十一面悔過(けか)」だ。
 それはそれは厳粛な行事で、その一連の行事をほぼすべて、知人に若狭の神宮寺の住職のお知り合いの人がいた関係で、見学させてもらった。
 これを語るのは一冊の本になるくらいだから、やめておくが、それだけに俳句にするのはむつかしかった。
 実際のお水送りもお水取りも3月の行事で、季節を先取りしての俳句なのだが、少しずつ、見学したときのことが蘇ってきた。
 日本には長い歴史を持つ色々な行事がある。俳句を通して、そういった行事を見つめてみるのもいいかもしれないと、ふと思った。2023年2月13日(月) 命日のぼんぼり揺らす冬の雨 ゆう胡
 今日は一日雨だった。雨とはいってもまだそれほど寒くはなかったので良かった。歯医者に午前と午後に行って、歯茎の隙間にセラミックを入れてもらった。痛みなどはないのだが、歯茎が出てくるとしみたりといった症状が出やすいので、症状が出る前にとのことだった。が、これが保険がきかない。まだ何本かやったほうがいいようだが、この出費は大きい。1か月に1本くらいづつやってもらうことにして、今日はその1本目だ。
 歯医者にはできるだけ行きたくない。だから、行きたくない歯医者にきちんと検診に通い、やったほうがいいということは、出費がかさんでもやっている。歯医者に行きたくないから歯医者に行っているなんて、おかしな話だが、再生不可能な歯は、大事にしようと思っている。
 2月13日は母の命日で亡くなってちょうど10年が過ぎた。今日はまだ暖かかったが、母の葬儀の時は冷たい雨が降っていて、私は風邪をひき、その風邪をこじらせて1か月くらいは調子を崩した覚えがある。今日も雨だった。母と話がしたいなーと思う時にはもう母はいない。みんな、そうやって歳を取り、親の気持ちがわかるようになるころには親はいなくて、を繰り返すのだろうか?
2023年2月14日(火)
   バレンタイン思い込めたる日の記憶 ゆう胡
 バレンタインにチョコレートを買わなかったのは去年・今年と2年目だ。毎年、バレンタインの時期になると、スーパーにゴディバのクッキーチョコレートが売られていて、それを購入していた。去年はりゅうが大変な時だったので、バレンタインのこともチョコレートのことも忘れていた。今年はスーパーをのぞいてみたけれど、お気に入りのクッキーチョコレートは売ってなかった。あまり人気じゃなかったのかな。
 昔、名古屋に住んでいた時に本山にペニンシュラのチョコレートが売られていた。すごくおいしかった記憶があるのだが、そのお店は撤退してしまった。本山と東山動物園の駅の中間地点には、バターケーキが美味しいカフェがあってお気に入りだったけれど、そのお店も撤退してしまった。
 記憶の中でしか出会えない風景とかカフェとかが多くなった。それだけ年齢を重ね、時代とともに街が変わっているのだろう。長ーくいつまでも続くお店があるといいと思うけれど、時代の流れとともに美味しさの基準も変わっていくのだろうなー。今のケーキは生クリームが多くて、一つを食べきることができない。ケーキよりもお饅頭のほうがよくなった。美味しいお饅頭のお店を見つけたい。
2023年2月15日(水)早春の声華やげる丘の上 ゆう胡
 この冬一番の寒さだったような気がする。朝の散歩のときも風が強くて、とにかく寒かった。午後からのグランドゴルフの練習を休もうかと考えたが、試合の後で一度帰って私たちを連れて行ってくれる友達のことを考えたら、寒いくらいで休むなどとは言えなくて、出かけた。練習場は思っていたほど寒くはなかったが、時々すぐく強い風が吹いて吹き飛ばされそうになった。
 先週くらいから、ベテランの人たちと一緒に練習している。私はプレッシャーに弱いから、ここぞという時に失敗する。何事も経験だから、下手でもそういう人たちに交じって少しづつ腕を磨いていこうと思う。下手で皆に迷惑をかけることも多いけれど、失敗するときは誰にでもあるので、それほど大きな差はないような気がした。いい時もあれば悪い時もある。それはみなも一緒だ。平均的に私は下手だが、ホームを崩さないようにして、少しづつ皆に近づいていければいいと思えるくらいにはなってきた。
 最近思うのは、色々なことを楽しめるようになってきたということだ。その時間を楽しむ。集中して一生懸命に楽しむ。子どものころに帰ったように、何も考えず、かっこよくあろうとも思わないで、そのことに一生懸命に取り組む。そういう時間が好きになった。
2023年2月16日(木)一冊の本に出会ひて春近し ゆう胡
 先日の書評で北村薫さんの「水」という本の紹介がされていて、読んでみたいと思ってメモしてあった。今日、本屋で北村薫さんの「雪月花」を見つけた。こちらは文庫本で二月一日発行、やはり出たばかり。副題が「謎解き私小説」。
 「水」は副題が「本の小説」。たぶん、同じ流れの本だろうと推理して、購入した。
 待ちきれなくてカフェに行ってさっそく読み始めた。最初は「よむ」。こんな小説もあるのかと新鮮な驚き。面白かった。
 エッセーのような小説だ。が、小説だから書かれているのは事実ではない。朗読のことについて書かれていた。
 萩原朔太郎の「天景」という詩を朗読するとき
 
 しづかにきしれ四輪馬車、
 ほのかに海はあかるみて、
 麦は遠きにながれたり、 
 しづかにきしれ四輪馬車。
 光る魚鳥の天景を、
 また窓青き建築を、
 しづかにきしれ四輪馬車。
 
 天空を行く馬車のイメージ。
 この「四輪馬車」をどう読むか?
 3つの読み方がある。

「しりんばしゃ」
「よりんばしゃ」
「よんりんばしゃ」
最後のよんりんばしゃとは読まないだろうとの小説の中の主人公の見解だが、ここに文字を打ち込む時にはよんりんばしゃと打ち込まないとこの字は出てこない。
 さて、どの読みが正解ということはないのだが、それについて色々と書かれている。日本語はむつかしい。色々な読み方が可能だ。たった一つの熟語でも、出会い学んできた環境によって読み方は変わってくる。そんなことが書かれている。
 俳句も例に出されていた。
 瀧の上に水現れて落ちにけり  後藤夜半の句だ。
有名な句で、「たきのうえに」と読んでいた。
が、「たきのえに」とルビがふられている解説があったとのこと。さあ、朗読するときには、どう読むのが一番この句の良さを伝えられるのだろうか?
 そんな「よむ」ことをあれこれ考察している。
 ひとつのことばを人は自分の感性で読んでいく。その自分と向き合いながら言葉と向き合っていく、その豊かさが心に響いてきた。こんなスタイルの小説もありなのだと、改めてまた感心した。
2023年2月17日(金)春を待つ遥かなるシベリアの地に ゆう胡
 実は昨日、もう一冊本を購入した。令和5年2月10日に出たばかりの立花隆「シベリア鎮魂歌ー香月泰男の世界」。
 香月泰男との出会いがいつだったのかは、記憶にない。10代の終わりのころに初めて彼の絵を見たことがあるような気がしているのだが、定かではない。
 手元には、1994年に開催された香月泰男の没後20年の展覧会の時の分厚い図録と、谷川俊太郎編、絵と文・香月康男の「春夏秋冬」。詩画集「旅」詩・谷川俊太郎、絵・香月康男の3冊がある。どれも分厚い。
 立花隆さんの本は文庫本だ。文春学藝ライブラリー。2004年8月に単行本が出ている。文庫本なのだが、最初の18頁はカラー刷りで、香月さんの絵が紹介されている。
 たまたまだが、出たばかりで書店に本が並べられていて、香月康男について書かれたものならば迷わず手に取るので、入荷していた1冊は私のところにやってきた。本棚に眠っていた図録や詩画集などの3冊も、目につくところにおいてまた読んでいくつもりだ。
 いつもは書評等を見ながら、ネットで本を注文するのだが、時々はこうした出会いを求めて本屋に行くのも好きだ。その場で手に取って、少し読んでみての購入もやはり捨てがたい。
 いい本との出会いは、朝焼けの空の様に期待と喜びが広がって、何となくウキウキする。ほっと一息の本と珈琲の時間が、すごく待ち遠しい時間になるのだ。
2023年2月18日(土)本を手に未来見ている春疾風 ゆう胡
 昨日紹介した香月泰男と谷川俊太郎の「旅」という本を俳句仲間が持っているとの連絡をもらった。同じ本を持っていたり読んでいたりすることはよくあることだが、この詩画集を持っている人は少ないような気がするから、ちょっと驚いた。しかもどうやら私の本は新装版なので、初版本かどうかはわからないけれど、先に出た本を見せてもらえることになった。凄く嬉しい。
 同じ本を持っていたことも嬉しかったけれど、最初の本と新装版を見比べることができるなんて、更に嬉しい。
 本の装丁が好きで、本屋で本を見ていると飽きない。ついつい長居してしまう。他とは違う装丁に出会うと、手に取ってみる。表紙に選んである絵やデザインなども、作者や書き手の思いがあるようで、興味深く見ている。高いからなかなか手を出せないが、単行本の魅力の一つに装丁もあると思っている。
 挿絵も好きで同じ本の挿絵が違うものを購入したこともある。時が過ぎると、そういう本が増えてきて手放してしまうのだが、手元に置いておけばよかったと思える本は結構ある。本だけは手放してしまったことを時々後悔する。
 最近は電子書籍を購入することも時々あるが、これはそういう楽しみが少ない。紙質とか素材とか字体とか挿絵とか、1冊の本がトータルに持っている訴求力は、残したいもののような気がしているのだが、こだわれば単価が高くなるだろうし、何が大切なのだろう。
 本はこれからどんな風に変化していくのだろうか?紙の本がなくなる時代も来るのだろうか?
2023年2月19日(日) 傘さして春への道はほらそこに ゆう胡
 朝から雨だ。雨でも散歩はできるのだが、今日はお休み。
 録画撮りしてあった「名探偵コナン」の漫画を見ていた。これは結構好きでたまにまとめてみている。単純な話なのだが、交通事故で入院していた時にも、読むほうの漫画を読んでいた覚えがある。年に一度の映画は次の年に放映されるので、たいていは見ている。
 小説も推理小説を読むのは好きだ。若い頃には赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズをよく読んだ。仕事をするようになってからはほとんど読まなくなったが、彼の作品を今でも本屋で見かけるから、この人の作家生活も随分と長いのだなーと感心する。
 なぜこんなことを書いているのかというと、昨日谷川俊太郎の本の話が出て谷川俊太郎の詩集をたくさん持っていたのだが、本箱にはなく手放したことを思い出していたら、読んできた本の記憶が蘇ってきたからだ。
 普段は色々なことを忘れているけれど、きっかけがあると、扉が開くように思い出されることがある。たくさんの扉があって、静かに開けられる時を待っている、そんな物語も面白そうだなーと、雨の庭を見ながら思っていた。
2023年2月20日(月) 新月や姿見えねど春の川 ゆう胡
 午後から風が出てきて、昨日の暖かさが嘘のように寒い日になった。
 昨年12月の半ばに予約していた整形外科に行ったら先生の体調が悪くて年内おやすみの案内が出ていた。実際は12月末ごろにはに再開されたようだが、予約の電話を入れてもつながらなくて、そのまま行かないでいた。今日も予約の電話を入れてみたのだがつながらない。さすがに一度行ってみようと朝のギリギリセーフの時間に行ってきた。
 再開した時から予約はやめているとのことだった。行って待つしかないようで、ギリギリセーフの時間は待ち時間が比較的少なくて済むから、この時間帯を狙って出かけるしかなさそうだ。
 整形外科では骨粗しょう症の薬をもらっている。骨密度の上昇が確認できているから飲んでいるが、副作用を調べると薬を飲むのが怖くなる。
 どんな薬にも多かれ少なかれ副作用がでる。できることならば薬を飲まずに生活できればいいのだが、年齢とともに悪いところが出てくる。これから先、病気や薬とどう付き合っていくのか?人間ドックは必要なのか?など、色々と迷うことも多い。
 健康で元気よくはつらつとして日々を過ごしたいが、どうするのがベストなのか?答えは一つではないだろうから、すぐにはこうだとは言えないが、自分なりの方針を決めて置きたい。と最近思うようになった。
2023年2月21日(火) AIや早春いかに答えるか ゆう胡
 モーニングショーを見ていたら「チャットGPT」の紹介をしていた。対話型AIで、グーグル検索との違いは、グーグルは検索項目を上げると、答えがわかるだろうサイトがいろいろ出てきて、自分でその中から選んだり、色々見てみて判断する。でもこのチャットGPTは、質問に対してかなりこと細かく的確な答えを出してくれるようだ。ただし、まだAIが学習能力や創造性を持つことができるまでにはなっていない。将来的にはそこまでできることを目指しているようだが。
 与えられた膨大な情報の中から答えを導き出す。AIを管理する人がどの程度の情報量をそこに入れることができるかということと、質問する側の質問の仕方によって、出てくる答えは違ってくるようで、質問の仕方がかなり重要になってくるということだった。
 実際に活用している人は多く、問題は、まだかなり間違った答えも多く、その間違った情報を信じてしまったり、その間違った情報が間違ったまま拡散したり、個人情報が漏洩したりといったことも実際には起こっているようだ。
 今もそうだが、パソコンやスマホで様々な情報を得ることができる。ただし、すべてが正しいというわけではない。受け取る側が、それは事実なのか、真実なのかを見極めることも大切になる。
 詰め込むことができる知識の量は、人間が限られた時間の中で覚えこむことができる量よりも、はるかにはるかに多いから、法律の凡例とか、数式とか、言語とか、本来調べなければすぐに出てこないことを調べてくれるパートナーとしてならば、大いに期待できるだろうと。
 詰め込まなければいけない情報の収集と選択を任せることができれば、人間でなければできないことに多くの時間を割くことができる。使いかたを間違えなければ、人工知能は今後、人間の頼もしい味方になってくれるのだろう。
 この進歩はすごいことらしい。その恩恵を正しく使いこなせるだろうか?すぐ目の前に、また新しい扉が開こうとしているようだ。私はその世界に一歩を踏み出すことができるかどうか?
 まだインストールはしていない。
2023年2月22日(水) 春の日を背中に背負ふ水曜日 ゆう胡
 最近は旅行案内をよく見ている。
 去年は個人旅行に何回か行った。伊勢・志摩方面、東京、箱根とのんびり個人旅だった。コロナの見通しは立たなかったが、心身をいやす温泉の旅は、疲れが取れて寛げて最高だった。ツアーで行った会津・日光東照宮も印象に残っている。
 今年は、個人旅行は無理だろうから、ツアーを眺めながら、どこかいいところはないだろうかと探している。
 コロナで旅立つことをしなくなっただけ、旅への欲求は高まっている。が、海外まではまだ勇気がいるような気はする。
 それにしても自由に何も考えずに旅に出ていたころが懐かしい。今の状況を過ごしていると、そんな時代があったことが嘘のような気がしてくる。予想だにしていなかったことが起きる。起きた。これからも起きるだろうか?
 日々の中ではそういう心配はしない。健やかに過ごせる日々を大切にして、今を生きる。後悔しないように。そんなことを思いながら旅行案内を見ている。桜巡りの旅が多い。春はすぐそこまで来ているようだ。
2023年2月23日(木・祝日)忘れてもいいか春雨降る旗日 ゆう胡
 今日は天皇誕生日。どうも祝日の実感がなく、お昼を食べに行ったときもクリニックが閉まっていたので、何でだろうと思い、お店では子ども連れがやけに多いので、今日は学校は休みなのかと考えて、そうか今日は祝日なのかと思いが至るのだが、すぐにまた平日のような感じになってしまう。
 天皇陛下の誕生日は私が子供の時には4月29日、次の天皇は確か12月23日だっかかな。記憶の中に今日の2月23日を入れていかないといつまでも今日は何の日だったかなということになりそうだ。
 祝日が天皇が変わるたびに変わるのも考えもので、誕生日はやめて、今後は変わらない別の記念日にでも置き換えればいいのではなどと思ってしまう。
 実際に明治天皇の誕生日は11月3日で文化の日、昭和天皇の誕生日は4月29日で昭和の日として残っている。大正天皇は在位が短かったことから残っていない。平成天皇の誕生日は祝日にはなっていない。まだ生きていらっしゃるからというのが理由のようだ。ややこしい。亡くなられたら祝日になるのかな。それもなんだかぴんと来ないけれど、生きているうちに天皇の位を譲られたのは初めてのことだし、時代の変化とともに祝日の意味も変わっていくのかもしれない。などとどうでもいいことを考えていた。
 実は明日はシルバーカレッジのHPの引継ぎの日なので、今のHPのデーターだけでも取り込んでおこうかと思ったのだが、どうすればいいのか全くわからなかった。
 去年パソコンを変えたから、古いパソコンにはカレッジのHPのフォルダがあったが、それはこちらには移行していない。データをダウンロードすることはわかるのだが、さて、どこからダウンロードすればいいのやらだ。明日聴くことにしてこちらは早々と考えることはやめにした。
2023年2月24日(金)焼きたてのパン頬張れば春の笑み ゆう胡
 HPの引継ぎは、まあ何とかスムーズにいったが、忘れているのと、すでに自分のHPがあり、メールアドレスもあるので、それを追加するのに以前のものに不具合が起こるのが一番怖くて、今回もよくわからないので、どうしようということが起こった。
 私にしては珍しく、今回の引継ぎの仕方は初めての人でもできるように、こと細かく記載してHP引継ぎ用データとして残し、印刷もしておいた。1年たてば間違いなく忘れるので、何をどうしたかが分かっていれば、安心できる。どういうことが起こるのかも書いておけば心配することもない。
 もらったデータでトップページの画像の入れ替えもしてみた。練習用のHPに文言の書き換えもしてみた。どちらも問題なくできたので、ダウンロードとアップロードが実際にできれば大丈夫だろうと胸をなでおろした。後は実際に直してみての不具合に対応していくことになるが、これはやってみてからでも大丈夫かと思っている。
 HPの勉強をしようと思いながら、なかなかできないでいるが、今年こそはもう少しきちんと色々なことが理解できるように勉強してみたほうがいいような気がしてきた。このページももう少し手直ししたい。あまりパソコンの前に座っている時間を増やしたくはないが、一日1時間でもいいからやってみようかなー。やりだすと時間がすぐに過ぎてしまうのが、パソコンの難点でもあるが。
2023年2月25日(土)思ひ出すパン香り立つ春の朝 ゆう胡
 少し暖かさに慣れたからだろうか?今日は寒さが身に染みた。散歩に行かずのんびり家にいたので運動量はいつもの半分くらいだ。
 友人のところのパンが美味しかったので、ホームベーカリーを買おうか検討している。この家に引っ越したばかりの頃に買ったことがある。5回か6回使っただけで、あとは押し入れの中に眠っていて、最後は処分した。思っていたほどおいしく焼けなくて、なんだかぱさぱさのパンができて、がっかりして使わなくなってしまった。
 パンは子供たちが小さかった頃には、良く焼いた。ホームベーカリーではなくて、天然酵母を発酵させて手で叩いてこねて形成して焼いていた。バターロールはイーストを使って焼いた。天然酵母にこって、炬燵の中で一生懸命に発酵させた。なかなか大変だった。ケーキやクッキー、アイスクリームも手作りしていて、すごくおいしかった。子どもたちが小さかった頃は、喜んで食べてくれるので面白くて一生懸命につくった。つくることがとにかく楽しかった。
 今はそこまでの根気がない。酵母菌を取り寄せて、適温で発酵させてパン種をつくるなんて、果てしない作業のように思える。今は時間がたっぷりあるのだからできそうな気もするのだが、気持ちがそこに行かない。パン屋さんのパンも以前よりおいしくなっているということもあるかもしれない。
 朝、焼きたてのパンが食べれるのは魅力的だから、3月の誕生日祝いのプレゼントはこれにしてもらおうかなー。と今ふと思った。子どもたちがプレゼントをあげると言ったらの話だけれど、その話題が出たらそれに便乗しようという気になってきた。
2023年2月26日(日)春といふ星空亀のごと眺む ゆう胡
 時々アップルウオッチが「スタンドの時間です。立ち上がって1分間ほど動きましょう」と言ってくる。座ったまま食後のコーヒーをのんびり飲んでいたり、テレビを見ていたりしていると警告が出るので、素直に立ち上がって歩くようにしている。
 夜7時、西の空、月から30度くらい垂直に下がったかなり下の方の直線上に2つの星が見える。月からはもうかなり離れているが、これが木星と金星だろうか?Siriに聞いてみたが、今見えている星の名前はわからなかった。
 シルバーカレッジのみんなの広場に投稿があった写真の感じと似ているから、たぶん木星と金星かなーと思ってみていた。外はとても風が冷たく月がとてもきれいだ。明日がハーフムーンのようだ。
 早く暖かくなってほしい。ここ2日は、寒くて冷たくて、家にこもっている。今週は少し暖かくなるとの予報だから、散歩に行けるかな。
 今日読んだ「蘇活力」の中に、自律神経を鍛えると病気になりにくいとあった。その鍛え方として9つの習慣が挙げられていた。
1:生活のリズムを整える。
2:食事は腹八分目。
3:運動をする。
4:五感を使う。
5:呼吸を意識する。
6:感動する。
7:情熱を持つ。
8:薬はほどほどに。
9:休暇を取る。
 私たちの年齢では、案外できている人は多いのではと思った。私は2月はあまりできていなくて反省を込めて書き出してみた。
2023年2月27日(月)二月果つピンクの服を選び外へ ゆう胡
 生活のリズムを整えようと、今日から少し早起きをして朝の散歩の習慣を取り戻すことからはじめることにした。ただ、夏のようには早起きできないので、朝の散歩は30分から40分にした。夕方の散歩も日常的にリズムの中に取り入れることにした。夕方はジムへ行くのもかねて1時間半から2時間くらい。ジムに行くのは1日おきくらいでいいから、忙しいときは散歩だけ。これならなんとかなりそうかな。
 今日からもう一つ、HPの勉強を再開した。去年の6月から始めたHPの勉強が70頁くらいまでで止まっていた。最後までやっていないからきちんとは覚えていなくて、今日は資料の整理と復習でほぼ終わり。1つ2つ新しいところにいったくらいだ
 今回は、のんびりやるのはやめようと思っている。すぐに忘れてしまうから、きちんと覚えきるまでは週2回くらいで進めたい。
 本は夜寝る前の1時間くらいを当てようと思っている。減るのはテレビを見る時間とのんびりお茶する時間くらいかな。とはいえ、計画的に時間を使えるかどうか自信はない。
 とりあえず目標を定めて、あとはゆるくでも怠けないでやれればよしとして、週1日は休息日をつくることにした。その日は散歩も気分次第。そういう日があると頑張れそうな気がする。ご褒美でーはいつにしようかなー。
2023年2月28日(火)小熊待つ春の足音夢で聞く ゆう胡
 2月の最後の日。生活リズムを作ろうと始めた生活、1日・2日とまあまあ。散歩、パソコンの勉強、今日は麻雀の練習日だから、午後からは麻雀。結構時間が長いから少し疲れる。人数が足りなければ入ってやるし、人数が足りていれば他の人のを見ながら学ぶというスタイルだ。実践で学んでいくのが一番早いのだろう。
 わからないのは役の種類、風とはなんぞやなんてことも当然出てくる。ちー、ぽんとかは中国語なのだろうか?一度聞いてもなかなかすぐには覚えられない。だから、ちーやぽんをまだやったことがない。英語を記憶するのが苦手だったから、麻雀の役や言葉を覚えるのも時間がかかりそうな気がする。
 でもそれらを知らなくても、やれるのがマージャンのようだ。上手にはできなくても、何とか役をつくれば上がれるのだから、ややこしくはあるが基本はシンプルなゲームのような気がする。
 今日のパソコンのトップ画面では、熊の親子が眠っている。小熊はまるでぬいぐるみ。ぬいぐるみよりかわいい。幸せそうに雪の上で母熊のお腹の中に潜り込んで眠っている。映像は安らぎをくれる。動物たちの寝顔は、最高のギフトだ。

information  

2020年11月
霜月(霜の降る月) シルバーカレッジのHPに「テラスで俳句を」のアドレスを掲載
2020年12月
師走(師匠といえども、走り回るほどにせわしい月) 12月5日「テラスで俳句を」の「花の章」完成。12月10日 2019年と2020年の俳句の未記入に気づき追加した。
2021年3月
弥生(木草弥生い繁る→きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月
3月19日、「テラスで俳句を」の「水の章」「風の章」「光の章」完成。といってもこれから見直しながら、推敲、選句をしつつ、新しい句を加えていこうと思っている。「花の章」も写真や句を見直した。
2022年1月25日
HPのお休みをここに報告。りゅうが病気だとわかり、残された時間を悔いのないように過ごしたくて、足が不自由なあの子の緊急に備えるためにも、机に長い時間向き合うのはやめた。
2022年3月10日
りゅうの死という思ってもみなかったことに遭遇した。両親をすでに見送ったけれど、今回ほど辛いと思ったことはなかった。
りゅうは10歳。それなりにシニア犬にはなっていたが、前の子は17歳まで生きたから、まだまだ元気に一緒に過ごせると思っていた。
2022年5月30日
5月30日は新月。旧暦の5月1日。
この日にHPを再開しようと準備して何とかアップにまでこぎつけたが、まだまだ未完成の部分が多い。

「りゅう星の章」「言の葉の章」のページを追加。
2021年の俳句を各章に加えた。
日々の記録を残すために「宙旅yuko日記」を追加した。
2022年7月2日
旅の記録を残していくために、まずは北海道から
「2016年北海道の旅」をリンクページとして追加した。

profile

ゆう胡(俳号)
(掲載写真はすべてゆう胡撮影)

誕生月  弥生


愛知県

朝夕の散歩を日課にして、一日最低8000歩を歩くようにしている。
愛犬のシェットランドシープドッグ(10才雄→2022年3月10日)逝く