ギャラリー
最近、朝早くに散歩をするようになって、また毎日のようにりゅうのことを思い出すようになった。
夏は朝早くから、散歩をしていた。去年いつもあっていたわんこが、今年も元気に散歩をしているのを見ると、りゅうとの日々を思い出す。
夏の野を君どこまでも歩きゆく ゆう胡
2022年7月1日(金)夏の風いつかやさしさになることを ゆう胡
言葉って何だろうと、時々思うことがある。言葉にはそこに思いがあって、確かな実態があって、それは人の口から発せられるものだ。でもそうではないときも時々あるのかもしれない。
メールやスマホや、色々な伝達方法ができて、それって、いいことばかりではないような気もする。その人に、届けたいという思いが言葉になる、ということが減ってきているのかもしれない。
などと訳のわからないことを少しだけ思っていた。
今日の日中の日差しは40度に近かったのではないだろうか?
自転車で12時半くらいに家に帰ってきた時の、アスファルトからの照り返しは尋常ではなかった。出かけるのが危険だと思えるような、そんな暑さが続いている。
2022年7月2日(土)
炎ゆる日もいつかやさしさになることを
夏の風いつかやさしさになることを ゆう胡
昨日詠んだ俳句(上の句)では、夏の風も実態を持たない季語だし、七五も具体性がないから、なんとか季語を変えるか、七五をかえようかと考えているのだが、いい案が浮かばない。夏の風でなくてもいいような気がするから、ここは季語を変えようか?
炎ゆる日もいつかやさしさになることを
にしようかなーと。もうしばらく考えてみようと思う。
りゅうが病気になって、去年の12月の旅行記が途中のままになっている。冬の旅だったので、なんとなく続ける気にならなくて、そのままになっている。
で、気持ちを切り替えて、2016年の7月に出かけた北海道の旅を書いていこうと決めた。写真を現像して、手元に色々なレシートや資料はあるのだが、整理しないままになっている。これも自分の記録だから、覚書の様になりそうだが、別ページに入れていくことにした。
興味のある人は読んでみてほしい。書ける時に書いていこうと思っている。
2022年7月3日(日)降りやまぬ梅雨忘れさす二胡ライブ ゆう胡
今日の午後は「二胡カフェライブ」に行った。あいにくの雨で、梅雨の戻りなのか時々激しく降った。
3年前に行った時には、幸田町にあるハッピネスヒル幸田の町民会館だったが、今回はその会場が使えないということで、同じハッピネスヒル幸田のつばきホールで開催された。
こちらのホールのほうが料金が高いと言っていたが、音響も照明も素晴らしく、すごく迫力のある演奏を楽しむことができた。来年からは町民会館に戻るそうだから、今年聞くことができたのはラッキーだった。
前の時もそうだったが、私は18弦の琴の音に一番惹かれる。その力強い琴の音と少しもの悲しい二胡の音に、パーカッション、ベース、ピアノが加わって、時に元気に、時に優しく、時に力強く、曲に合わせた演奏が繰り広げられ、2時間を心ゆくまで堪能した。
毎回演奏することにしているという葉加瀬太郎作曲の「悠久の一乗谷」(二胡奏者の中村ゆみこさんの故郷の地名、一乗谷の曲なので愛着があるそうだ。一乗谷は福井県にある朝倉氏の遺跡)の演奏を聞きながら今日は即興でこんな句を詠んだ。
夏霧の谷深くして琴の音よ ゆう胡
今日は演奏を聴きながら六句を詠むことができた。言葉が浮かんできて、すごく嬉しかった。音を言葉の世界に引き込める、そんな時間が持てた日になった。
写真説明
☆前から二番目の席だったので、前の人の頭があって上手く撮れなかった。撮影はOKで、SNSで広めてほしいと言っていた。(美空ひばりの真っ赤な太陽を演奏している時の舞台の様子)。
☆「彩雲追月」と「悠久の一乗谷」は、二胡と琴での演奏だった。左が二胡奏者の中村ゆみこさん、左が琴奏者の杉浦充さん。
杉浦さんは豊橋の方で、7月23日には豊橋で同じ「二胡カフェライブ」を開催するそうだ。
2022年7月4日(月)戻り梅雨子犬3匹夢みてる ゆう胡
雨の中を散歩した。時々傘をおろしては、降ってるかなーと確かめるそんな程度の雨だった。午後からは少し本降りになった。
近くの友人の家の子犬と遊ばせてもらった。2か月が過ぎて、そろそろもらわれていく頃。よく動いて、ぺろぺろ舐めてくれて、とにかくかわいい。みんな行き先が決まっているから、今度遊びに行ったときにはもういないかもしれない。
成犬も2匹いて、1匹はこの子たちの親で、もう1匹が一番古株。でも、まだまだ甘えたいのか、膝の上に乗って、子犬たちがそばに来ると、うーと威嚇して来るなと吠える。子犬たちはびっくりして、椅子の後ろに隠れて顔を半分だけ出して、こっちを見ている。無邪気だから、おいでというとすぐに来るけれど、さすがに何度も威嚇されると、その子がいる時は遠巻きにしか近づかなくなる。
子犬たちも親以外の大人の犬がいると、こうして色々なことを学習していく。ずーと見ていても見飽きることがないから、すぐに時間が過ぎていく。子犬はとにかく何かをしている。この時期まだ人見知りをすることもなく、誰にでも大喜びで寄ってくる。動きもかわいいし、疲れて眠ればそれもかわいい。すごく癒される。
2022年7月5日(火)わが朱夏の詩は水のごと光るべし 酒井弘司
台風4号は温帯低気圧に変わった。この辺りは昨日の夜中に強い雨が降ったけれど、日中はそれほど強い雨は降らなくて、午後2時を少し過ぎて、少し晴れ間も出てきた。とはいえ相変わらずはっきりしない天気が続いている。
今日は蒸し暑くて、何かをする気にならず、散歩の後は、ぼんやりとテレビを見て、新聞を読んだ。気に入った記事は西三河版の「よもやま事件帖」のひとつ「犬好き署員の機転」
夜に犬が市の施設に迷い込んでいるという通報。パトカーが現場に向かうが施錠されていて入れない。そこに飼い犬がいなくなったとの届け出。通常は犬の保護には署員だけで対応するそうだが、迷い犬が人見知りをする犬種だったので、飼い主にも連絡。犬の名前を飼い主が呼ぶこと約1時間。犬は門の下の隙間から姿を見せたそうだ。
1時間、名前を呼ばれてはいるけれど、出ていっていいものか、どうしよう、と悩んだんだろうと想像できる。お腹もすいて喉も乾いて、不安にもなって、やっと出てくる気になったのだろう。よかったと、こちらもほっとした。
2022年7月6日(水) 初蝉や門にやはらか桂の葉 ゆう胡
今年初めて蝉の鳴き声を聞いた。庭の桂の木で短い時間だったけれど鳴いていた。空を見ても、真っ白な雲が浮かび、抜けるような青空が広がっている。朝早いうちにモッコウバラやエゴノキの選定を終えた。段々と暑さが増してきて午後はうだるような暑さになったので、家から一歩も外に出ていない。
中日新聞くらしの「介護・シニア」の今日の内容は共感できるものだった。「わが家の認知症ケア手帳」として、精神科医の方が書いている。この内容はすべてのことにあてはまると思った。
”「共感」から始めよう”というメッセージ。
人の話を聞くときも、相手の言葉に、ついつい説明したり理詰めで正論を語ったり。私も気づかずにしているような気がする。でも大切なことは、相手の体験に感情移入し、共感して「了解」することなのだと書かれていた。頭でわかっていることの説明を、語り手は求めてはいないのだということを、時々忘れてしまうことがある。相手に寄り添うということは、共感することからはじまるのだと、改めて気づかされた。心の引き出しにちゃんとしまっておこうと思った。
2022年7月7日(木) 雷におへそ隠すはまだ5歳 ゆう胡
昨日の夕方は、このあたりの天気図に真っ赤な部分が現れて、長い時間続いた。雷が鳴って雨もすごかった。
わが家に来てくれるヤクルトのお姉さん。まだ若い人で、保育園のお子さんがいる。ちょうどお迎えの時に雷が鳴っていたそうで、車の中でお子さんが一生懸命おへそを隠していたそうだ。家に帰ってからもおへそがちゃんとあるか時々確かめていて、すごく癒されましたと話してくれた。昔はお腹を出して寝ていると雷さんにおへそを取られるよ、といわれたが、今でも保育園や家庭で、そう言っているのかしら。昨日の雷は怖かったけれど、そういう話を聞くとなんとなくほのぼのとして幸せな気分になる。
2022年7月8日(金) 銃撃のニュース日本の夏八日 ゆう胡
下の娘の買い物に付き合って、お昼はどこのお店も混んでいたのでお弁当を買って帰ってきた。お弁当を食べ終えテレビをつけたら、安倍前首相が銃撃されたというニュースが速報で伝えられていた。映像も流れていて、銃撃された直後に心臓マッサージをしていた。心肺停止だとの報道。銃撃されての心肺停止は、普通なら即死と判断されるところだろう。何としても生きていてほしいという願いだけで病院に送られ処置をされたのだとわかる。5時3分死亡が確認されたとの報道が流れた。
列島中にこのニュースは流れている。それでも記録としてここに書いた。銃撃事件は今までもあった。でも、時代が大きな転換期を迎えている。今年はそう感じることが多い。ロシアとウクライナの戦争から始まって、気候変動や経済情勢など、なんだか生きづらく、きなくさい。
自分のささやかな日々を紡ぐことしかできないが、その日々を大切に生きなければという思いを強くしている。
2022年7月9日(土) 大夕立空の言葉に耳澄ます ゆう胡
今年の天気は、梅雨が早く終わって夏が来たかと思ったら、早々と台風が来てと、少しおかしな天気だ。それでも、夕方、夕立があるのは嬉しい。ゲリア豪雨は嫌だけれど、夕立は近年はなくなっていた感じがしていたから、夏らしい感じがして好きだ。
一日一句を目標に俳句を詠んでいる。が、他の人の俳句を最近はあまり読まないので、一人よがり、報告句が多くなっていると、反省した。今日の句会は散々だったのだ。
句会に出してみて選ばれないと、そのダメさ加減が自分なりに見えてくる。色々な俳句をしっかり読んで、自分の句も詠もう。
でも、句会が終わった日はやっぱり嬉しくて、ビールを買ってきた。少しつまみを作ってのんびり飲もう。
2022年7月10日(日) 風に乗り蜻蛉一瞬空に立つ ゆう胡
やっとスマホが冷たくなった。今朝からずーと熱を持っていて、「本体の温度が高いのでアプリが作動しません」といったコメントが何度も出てきた。本体が熱いとスマホはフリーズして全く動かなくなる。今までもたびたび起こっている現象で、そのたびに買い換えようかと迷いながら、少しは本体が安くならないかと様子を見てきたが、さすがに今日はスマホに限界を感じた。
乗り換えで購入しようと決めて、MNPの予約番号を取得しようと電話したのだが、この電話でなら乗り換えと同じ条件で購入できるといわれて、乗り換えはやめて、返却プログラムを利用して購入した。2年後に返却しても良し買い取っても良しということだが、それはその時考えることにした。契約の縛りもないので、安い料金プランに変更しようと思っている。
今年は8年使用したパソコンを買い替えた。スマホはまだわずか3年。使用頻度が高いから仕方ないのだろうが、寿命が短い。悪くなる時には次々と悪くなる。トイレもそろそろ新しいのに変えないといけない時期になっている。何かと物入りだから、節約を心掛けないといけない。
2022年7月11日(月)背伸びしてひまわり空をひとりじめ ゆう胡
暑いといっても、朝の歩き始めは爽やかだ。今朝も面白い雲がいて、のんびり散歩を楽しんだ。6時出発だともう遅い。明日から、もう少し早く出発しよう。りゅうがいないと、寝坊をしたり、朝ぐずぐずしたりしているのがいけない。
歩いていると、ラジオを聞きながらの人や、イヤホンをしている人なども多いが、私は鳥の鳴き声や風の音、草や木が風に揺れる音などを聞いて歩くのが好きだ。1時間半歩いても、自然の息づかいが感じられるから、退屈しない。足腰を鍛えておかないと、歩けなくなったら楽しみがなくなってしまう。
北海道の旅は、毎日とはいかないけれど、まとめてやらないで、一日に少しづつやっていくことにして、今日は少し更新した。
2022年7月12日(火)更新の時雷の轟きぬ ゆう胡
北海道の写真の整理を終えて、さて、本文をと思ったら、すごい雷が鳴った。これは早くパソコンを閉じなくてはやばいかもと急いで書いている。
朝の散歩の時は遠雷だった。遠くで雷の雷鳴が聞こえていたが、空は明るく、まだ大丈夫と思ったけれど、畑に回るのはやめた。だから、今日は8,000歩が少し足りない。
今、雨雲レーダーを見たら、安城のほうにオレンジの塊の雲がある。シャッターを閉めて、雷に備えよう。
こちらに来るだろうか?
2022年7月13日(水)人偲ぶとは語ること夏木立 大井雅人
日曜日に電話で購入したスマホが今日届いた。データの移行をやっていたら、スムーズに移行するものと移行しないものがあって、結構大変だった。電話帳も不思議な移行の仕方がされていて、あいうえお順とabc順、そのほかに分かれていた。直すのは大変そう。まだそこはやっていないが、他ごとで午後の時間をすべて費やしてしまった。
ラインも何とか友達は残ったが、トークの履歴が削除されてしまった。グーグルのほうに残したつもりなのだが、今日確認するのはもうやめにした。ちょっと疲れた。
回線の切り替え手続きをすませば、それで少しほっとできる。写真やアドレスなどはすべて移行できたいるから問題ないだろう。auメールとショートメールが見当たらない。まだ回線がつながっていないからかもしれない。アイホンに変えたから少し勝手が違う。
2022年7月14日(木)山寺や森の深みに光揺れ ゆう胡
写心教室で真福寺にロケに行った。曇りで人も少なく、ゆったりとした時間を過ごすことができ、一山がお寺になっているだけあって、なかなか見ごたえがあった。
モミジが多く、新緑は素晴らしいだろうということで、来年の春のロケは忘れないでここでやろうということになった。
真福寺はタケノコが取れることから、たけのこ料理でも有名だ。竹林が多く、日差しを少しだけ受けて風に揺れているさまも風情があってよかった。
焼失後に復興された仁王門は指定文化財。1494年建立とあり、随分と古く、いつの時代になるのだろうと、考えてしまった。
私の腕では写真はいまいちだったが、森林浴もできて、すごく元気をもらった。春夏秋冬に訪れたい場所になった。
☆真福寺の本堂への階段。
☆参道の階段は急なようだが、ところどころに休憩するところがあり、落ち葉が光の粒のように地面を照らしていた。
☆竹林に光が差し込むところが撮りたくて、写してみたが、もう少し暗いほうがよかったかも。葉が竹の木に光を揺らしていたのが心に残った。
☆紫陽花は山あじさいなのか、まだきれいに咲いていた。色がなんとも言えない優しい雰囲気を醸し出していた。
☆蝶も朝寝をしているのか、じーとして動こうとはしなかった。
2022年7月15日(金)山寺の地蔵手編みの赤帽子 ゆう胡
今日もスマホの設定でほぼ一日を費やした。といっても、ずーとやっているわけではなく、空いた時間で、ちょこちょこやる。
水曜日に届いて、データの移行、回線の切り替えと、ほぼスムーズにできた。が、ところどころでわからないことがあり、電話で購入先に確認しながらの作業だ。電話で注文しているので、一通りの説明は聞いて書いてはあるのだが、やってみるとわからないことがでてくる。
いつもパソコンやスマホは自分で設定する。このちょっとしたことを自分でやっておかないと、後々困る時があるからだ。わからないことを自分でやってみて、わかるようにしておくと、これは記憶に残るので、トラブルが起こった時に役に立つことが多い。
今日はメールの整理をした。アンドロイドの時には、主メールと、プロモーションメールが分類されていた。プロモーションは無視して見たこともなかったのだが、なんとそのメールが1万8千通くらいたまっていた。アイホンではそれらは分けずにすべて同じところに入ってくる。いらないメールを削除して必要なメールは残してという作業が、結構時間がかかり面倒だった。
明日は必要なアプリをダウンロードする。それでほぼ作業は終わる予定だ。
2022年7月16日(土)気まぐれの雨にあわてる夏帽子 ゆう胡
今朝は曇り。鷺も雉もいなくなって、散歩で会うのは鳩や雀、時々燕くらい。今年の夏は、鷺も散歩道の畑には来ないのかもしれない。ちょっとつまらないなーと思いながら、今日は面白い雲を見ながら散歩した。
天気も、一日、雨のような曇りのような、突然激しく降ってきたりと、とても不安定だった。テレビで音楽をやっていたので、それを見たり、たまっていたドラマを見たりしてのんびり過ごした。
昨日のメールの作業はもっと簡単にできないかと娘に聞いてみたら、一番簡単な方法は、メールアドレスを2つか3つ持って、項目ごとに使い分けるのがいいと教えてくれた。また削除するときは、グーグルならグーグルメールで、ヤフーならヤフーメールで削除の作業をしたほうが簡単にできるとのことだった。アドレスの使い分けをしたほうが今後は楽かもしれない。
2022年7月17日(日)葉をつかむ空蝉の意思強きかな ゆう胡
二羽で仲良く大空を飛んでいく鷺を今朝の散歩で見た。このあたりには来ていないだけで、別のエリアを住処にしているようだ。
庭の蝉が日中元気いっぱいに鳴いている。家の庭で生まれている蝉はクマゼミだ。アブラゼミはなぜかいない。桂の木をみると、空蝉が葉にしっかりとつかまっていて、蝉がその近くにいる。羽化しているのは見たことはないが、羽化したばかりの蝉が木を登っていくのを見たことはある。羽の色が少し違うような感じだった。
コロナがすごい勢いで広がってきている。娘の職場でも子供さんがコロナになり濃厚接触者で休む人が増えていると言っていた。休む人が増えれば人数が減り、残業が増え業務が厳しくなっているそうだ。私は25日に4回目のワクチンを打つ予定なので、来週はしばらく出かけるのは控えようと思っている。ちょうど、出かける予定のない週なので、買い物はイオンネットにして、少し家でのんびりしよう。
2022年7月18日(月・祝)夏野菜籠いっぱいの美味し日を ゆう胡
ヨーロッパでは熱波で山火事が発生しているとニュースが伝えていた。スペインやフランスなど、かなりの被害が出ているようだ。 日本ではゲリア豪雨での浸水や竜巻など。以前では考えられないような災害が日常化している。台風での床上浸水は、私自身が経験しているからわかる。けれど、ゲリア豪雨でも床上浸水の被害が出ているのを見ると、なんともやるせない。
伊勢湾台風で床上浸水した時、私はまだ状況をよく理解できていなかったが、母が思い出すたびに、ノイローゼになりそうだったと語っていた。平屋建てだったころだったから、すべてのものが水に浸かり、冷蔵庫やテレビ、仏壇など、後片付けは、それは大変だったそうだ。
何よりも泥の被害が一番大変で、家から泥の匂いが消えて、日常生活を取り戻すまでに、すごく時間がかかったと言っていた。
今はゲリラ豪雨で同じような大変さを味わっている人が多く出て、ここ数年は毎年浸水の被害が出ている。浸水の危険があっても、簡単には引っ越しできるものでもないし、そこに住みながら、被害にあわないように準備していくしかない。
まだ7月の半ば過ぎで、今から夏本番、台風もこれからやってくる。明日は雨の予報だ。今朝は曇りで、朝の散歩が遅くなってしまったが、畑にいつもいる人たちは、10時過ぎでも農作業をしていた。雨が多いから曇っている今日はやっておきたいことが多いのだろう。夏野菜はまだ実をつけていない。私の畑ではないけれど、作物が成長するのを見守りながらの散歩は楽しい。
2022年7月19日(火) 夏の鷺飛び立つ雨の田んぼ道 ゆう胡
今朝は雨の中を散歩。嬉しいことがあった。たぶん、去年いつも見ていた鷺のおとちゃんだと思える子が、おとちゃんがいつもいたところにいた。傘をさして歩いていたので、最初は気が付かなかった。おとちゃんのほうが先に気づいて、慌てて離れようと飛び立った。でもすぐ近くに降り立ったので、遠くに行くつもりはないようだった。しばらく眺めていて、これからも会えるといいなと願って散歩道を帰ってきた。
今日は、羽生結弦さんが引退会見をした。プロスケーターとして今後はやっていくとのこと。今度はアイスショーで見てみたいな。
2022年7月20日(水) 夏影や入り込めぬはわが心 ゆう胡
原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」という小説を読んでいる。先日、本屋に行ったときに「その犬のあゆむところ」と一緒に購入したものだ。かなり多くの作品が世に出ているようだが、私はこの人の作品は初めて読む。
正直に言えば、夢中になれずに読み進んでいる。暑かったりじめじめしていて気分がすぐれなかったりで集中できないのだ。偶然会った同級生がこの人の作品にはまっていると言っていた。何冊も読んでいると。「松方コレクション」流転の歴史を描いた物語だが、うーん、もう少し読み進んだら、夢中になって物語の中に入り込めるかなー。今の季節の様に、気持ちがはっきりしないまま読んでいる。
2022年7月21日(木) 鳳仙花届かぬ文を今日も書く ゆう胡
暮らしの学校の今月の兼題は鳳仙花と小豆。鳳仙花を最近は見ない。昔は夏になると道端に咲いていたのだが。実物を見ないとどうもイメージがわいてこない。来年は種をまいてみようかな。
花言葉は「触れないで」「短気」。学名が「我慢できない」という意味。また、種が勢いよく飛んで弾け飛ぶ姿も他を寄せ付けない雰囲気を持っていることから、こういう花ことばがうまれたようだ。鳳仙花にとってはいい迷惑だろう。イメージが暗くなる。本当はとても親しみやすい花なのに。
大島弓子さんの作品に「ほうせんか・ぱん」という作品があったことを覚えている。内容はすっかり忘れてしまったが、題名だけはなぜか印象に残っていて、鳳仙花と聞くと、この題名を思い出す。彼女の作品はかなりたくさん読んだ。手元には残っていないけれど、鳳仙花と聞いてまた読んでみたくなった。
2022年7月22日(金) アイホンの小さき画面や風涼し ゆう胡
今朝は激しく雨が降っていて、少し散歩の時間を遅らせた。雨が止むのを待って、いつもの田んぼまで行ってみたら、おとちゃんがいた。おとちゃんは孤高の鷺だね。
少し離れたところに今日は3羽いたけど、近づいていかない。私が田んぼをぐるっと回ったら、1羽でお気に入りの畑のそばまでやってきていた。雉も鷺の近くにいた。雨上がりはえさが取りやすいのか、よく来ている。
虹もでていた。上のほうは雲が多くて、下のほうに少しだけ。大空にかかる虹が見たいけど、なかなか見ることができない。もっと広ーいところじゃないとだめかな。
アイホンで写真を撮ると、何故か動画もとれている。どうしてだろうと調べてみたらライブフォトという機能がついていた。前後1.5秒、合わせて3秒のライブ映像が自動的に撮られているのだ。あとで見たときに臨場感があって、動きがあるので、素敵だ。
まだアイホンを使いこなせていないが、色々な機能を探検している。あれこれやっていると一日があっという間に過ぎてしまう。
☆今朝のおとちゃん。だと思う。
☆3羽できていた鷺の一羽。おとちゃんとはちょっと羽の色が違う
☆鷺のおとちゃんかどうかはわからないけれど、おとちゃんだと私が思っている子がいつもいた場所にいて、さて、何をしてたのかなー、雨の中を。朝ご飯だったのかな。
☆なんだか怒っているような生き物にも見える雲。顔に見えなくなないけど。
2022年7月23日(土) 朝顔や藍深く水色優し ゆう胡
昨日初めて一輪咲いた朝顔。今日はたくさん花ひらいた。朝顔は秋の季語だけれど、夏の暑い時に咲いて涼しげだ。
柔らかな花びらと色の美しさは秀逸。朝咲いてお昼にはしぼんでしまうが、そのはかなさも味わい深い。色々な色があるが、私は藍色やブルーが好きだ。お友達から種をもらい、去年の種から今年へと、これからは、毎年、種が取れるので、花を楽しむことができる。嬉しいことに、色は知らずにもらったのだが、ブルーや藤色、藍色など好きな色ばかりだった。
今まで梅雨の戻りのようなお天気が続いて、外は蒸し風呂のような暑さだったが、今日は日中は暑かったが、朝は風があって爽やかだった。いよいよ夏本番かな。
今日のような天気の日は、歩いていても風にほっとする。畑や田んぼのところでは特に心地よい風が吹くのが嬉しい。元気がでてきて、体操をしたり、後ろ向き歩きをしたりと、楽しんでいる。
2022年7月24日(日) 朝顔や一期一会の今朝の色 ゆう胡
ご近所の方が亡くなられた。3週間前のことだったようだ。同じ町内の同じ班の方で、回覧板を届けていた。ワンちゃんがいて、散歩している姿をよく見かけていた。先月の初めくらいまでは元気な姿を見ていたのに、進行が早かったのだろうか?膵臓がんだったと聞いた。何の沙汰もなかった。今日、その方と離婚された方から知らされた。
驚いたし、多分私とそれほど年齢が変わらない方だったから、死が身近なものとして迫ってきた。年齢的には、そういうことがこれから増えていく、そんな年齢になったのだとつくづく実感した。
身体の衰えや、心の弱さなど、受け入れながら乗り越えていかなければいけないことが、最近は多くなっている。
「70代が老化の分かれ道」(和田秀樹)を以前電子書籍でざっと読んだが、もう一度読んでみようという気になった。色々弱ってきているところはあるが、人の世話にならず、元気に日々を過ごすために、やったほうがいいことが、この本には書かれていたように思う。
☆朝の散歩のとき、月が見える。今の時期の月の位置は、朝は南東、太陽に近い位置に姿を表している。三日月が近い。
☆太陽の色をスマホが随分と変えて撮っている。実際は白の雲の中に太陽が隠れている時の様子だ。
☆今日の朝顔は藤色や水色などの淡い色がメインだった。
☆藤色と藍色の競演。
2022年7月25日(月) 白鷺や二羽で飛び立つ明けの空 ゆう胡
今日は4回目のワクチンを接種した。朝打って、お昼ご飯の後、熱はなかったが、先生からは先に痛み止めを飲んでおいてもいいと言われていたので、カロナールを飲んだ。でも注射を打ったところが今はかなり痛い。熱は今のところなさそうだが、何となく体がだるい。暑さのせいかもしれないし、まあ様子を見ながら、今日明日はゆっくりしていよう。日常生活に支障が出るほどの痛みではない。
今朝は二羽の白鷺が珍しく道路にいた。すぐに田んぼがあるのだが、つがいなのだろう、私の気配を感じた一羽が田んぼに姿を隠し、一羽はそのままでいたが、近づいたら二羽が同時に飛び立った。空を二羽で飛んでいく姿を見かけることも多い。白鷺は青鷺よりも少し小さいが、立ち姿が優雅だ。
白鷺、青鷺は共に夏の季語。冬鷺、秋鷺もあるから、一年中見ることができて、その季節、季節で俳句を詠むことができる。でも、一番よく見るのは初夏から夏のような気がする.
2022年7月26日(火) 溶けてゆく夕立の中の地表熱 ゆう胡
4回目のワクチンの副作用は、私の場合は1回目の時に似ている。2日目の今日は身体がだるく、朝、もう一度念のために解熱剤を飲んだが、熱は36度9分でずーと変わらず、なんとなくしんどい。平熱は36度8分を上がることはないから、少し微熱が出ている。注射を打ったところは、今日も痛い。
散歩は朝いつも通りしたが、とにかく蒸し暑かった。夕方になっても地表熱は変わらないようで、庭に出るとムッとする。朝顔などはしおれてくったりしている。昨日は夕方にも水まきをしたが、今日は予報では傘マークがついているから、雨が降ってくれることを期待して、水まきはやめておいた。
今日は、中国ドラマ「陳情令」というのを見ていた。字幕なので、字がむつかしくて、読み切れないうちに次のシーンになってしまう。特に名前の読みがむつかしい。原作は中国のWEB小説とのこと。複雑な世界が描かれていて、まだよく理解できない。
2022年7月27日(水) いかずちの天をも破る怒りかな ゆう胡
一晩中、すごい稲光と雷が続いていた。すごい雨音で12時前に目が覚めて、あまりの雨と雷のすごさに停電した時のための懐中電灯を確認。真っ赤な雨雲は1時間くらいで少し弱まる予報だが、そのあとも真っ赤な雲は時々来るような天気図だった。河川の浸水がないか確認して、とりあえずは寝ようと思うのだが、なかなか眠れない。うとうとしながら時々目を覚ますを繰り返し7時ごろ起きた。
こんな雷は今まで経験したことがないような気がする。これからも、こんなすごい雷と、バケツをぶっちゃけたようなすごい雨が、時々来るのだろうか。ちょっと怖かった。落ちたとわかる音も何度も聞いた。
眠れないので俳句を詠んだ。
轟ける雷大地引き裂ける
雷の荒れ狂う夜や座禅組む
身の置き場なき落雷の激しくて
大太鼓打つかの如くはたた神
カーテンを通り抜けたる雷火かな
4回目のワクチン接種。今日は3日目。腕は少し熱を持っていてまだ少し痛みはあるが、触らなければ痛みもない。熱も解熱剤を飲んでいないが、36度4分とか36度6分くらいで平熱になり、だるさもなくなった。これで何事もなければ、安心で、抗体がついてくれれば、今まで通りマスク、うがい手洗いで、日常生活を送れそうだ。
2022年7月28日(木) 筋雲や夏の夕べにペダル踏む ゆう胡
夕方、洗濯物を取り入れていたら、筋雲が気持ちよさそうに空一面に漂っていた。写真が撮りたくなって、川まで自転車で行ってきた。さすがに、朝に1時間半くらい歩いているから、夕方も川まで歩いていく元気は出なかった。自転車で行けるところまで行って、あとは川まで少し歩いた。
遊歩道ではおじさんたちが草刈りをしていた。芝生の道も歩道とは別に少しあって、そこもきれいに刈ってあった。スキップして歩いてみたがふわふわで気持ちがよかった。コンクリートの道よりは気持ちよく歩ける。でもここはわんこたちが大好きだから、おしっこがしてあるかもしれないなー。
久しぶりに川に来たのだが、ここはここで開放感があって気持ちがいい。朝焼けや夕焼けを見るなら、川まで来たほうがいいといつも思うのだが、鳥はカラスたちがねぐらに急いで帰って行くくらいで、鷺たちは田んぼがないからいない。夕方にも少し散歩したいが、気持ちいい空間まで行こうと思うと、どこに行こうと思っても歩くとわが家から片道40分はかかる。往復1時間20分はちょっと遠い。途中まで自転車というのも、これからはいいかも。
☆筋雲が太陽を飲み込んでいる。流れるような舞うようなこの雲を見ると、思わず写真を撮りたくなる
☆川面に映る太陽もキラキラと輝いて癒される
☆今日は風があったから、気温は高かったが川にいれば気持ちよかった。川の草は随分伸びていたが、風に揺れてそよそよとした風情が漂い、いい感じ
☆今朝の朝顔。毎日次々と良く咲いている。写真を撮るために花柄を摘んでいるが、種がとりたいから、そろそろ花柄はそのままにしたほうがいいかなー。まだまだ咲くだろうか?
2022年7月29日(金) 迷ひ込む夏の日陰に行く行かぬ ゆう胡
来月初旬に、果たせなかった友人の墓参りに行く予定をしていた。なのに、すごい勢いでコロナが流行っている。昨日まではそれでも、ワクチンは打ったし、気を付けて、ほとんど誰とも会うわけでもないし、電車に乗るのは仕方ないとして、他は人との接触は限られているし、行くつもりでいた。でも、今日になって確認のメールをもらい、迷っている。
去年なら、これほどの流行が来れば迷わずやめていたのだが、今年はコロナと共存しながら、気を付けてやることはやっていこうと決めたから、こんな時はどうすればいいのだろう。
返事は日曜日まで保留にしてもらった。状況を見ながら判断しようと決めた。「もしも」は絶対にないとは言えない。それが怖い。
この時期にどうしても行かなければいけないのだろうか?たぶんそういうことだ。それでも、行けそうでなかなかいけないのも事実だ。もう少しあれこれ悩んで、決めることにする。
☆今朝の朝焼け。赤い色はもう過ぎたのかもしれない。家を出たのは5時ごろだった思うが、少し黄金色が残っていた
☆畑では真っ白な入道雲が黒い雲を呑み込もうとしていた。雲の位置が違うのだろう。高さ的には黒い雲のほうが下のほうにある。動きも早いような気がする。この雲は白も黒もすぐの姿を変えてしまった
2022年7月30日(土) 蝉しぐれ空に星出るころまでも ゆう胡
パソコンが家に届き設定を終えて3ヶ月が過ぎた。無料セキュリティソフトが今日で期限が切れる。アンインストールをして、パソコンと同時に購入してあったノートンのセキュリティーソフトをインストール。無事完了した。これで、パソコンの手続きでやり残したことはないので、やっとほっとした。
昨日までは午後になると、どうにも眠くて集中も切れて身体がダル重かったが、今日はその感覚がなくなった。夏バテだと思っていたが、コロナのワクチンの副作用だったのかもしれない。腕の痛みもなくなり、ダル重かった身体もなんとか元気をとりもどした。
2022年7月31日(日) 恐竜の瞳の奥の遠き夏 ゆう胡
墓参りは中止した。なかなか出かけられないものだ。今回は3人で予定していたが、先方から今回はやめておいたほうがとの連絡が入った。私もやめるという結論を出していたので、これで良かったのかと。
ここ3年のような、徹底した外出禁止を自分に課すつもりはないが、これだけ感染者が増えて医療もひっ迫してきている時に、墓参りは不要不急の外出になるような気がした。
もう少し涼しくなって、コロナも感染者が減少してきたら、行くことにした。感染対策をしながらの外出も、今後はあるような気もするが、とにかく早く治療薬が気軽に使えるようになってくれないと、安心できない。
それにしても毎日暑い。冷房をつけていても暑い。昨日、今日と「ジェラシックワールド」の1と2を見ていた。2から見たのだが、2は今回始めてみた。1は何度か見たが、もう一度見てしまった。面白かったし、恐竜の皮膚など、すごくリアルで迫力がある。3が劇場公開されている。劇場で見たら迫力があるだろうなー。
profile
ゆう胡(俳号)
(掲載写真はすべてゆう胡撮影)
誕生月 弥生
愛知県
愛犬のシェットランドシープドッグ
(10才雄→2022年3月)逝く
朝夕の散歩を日課にして、一日最低8000歩を歩くようにしている。